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買うか買わないかを値段で判断する
お金がないという意識が高まると、何でも手頃な価格のモノを優先して購入、つまり質より値段で買うモノを決めてしまう人がいます。もちろん同じ商品であれば、より手頃な価格の商品を買うことがよいのですが、問題なのは商品の決め方にあります。
例えば、「本来、欲しいモノは○○だけど、ちょっと違うけど△△の方が安いから、△△を買おう」と決めてしまうようなケース場合だと、食品であればちょっとおいしくない、モノの場合は欲しい機能がなくて満足できないなど、結果的に買い替えたいと思いが強くなり、結果的に予算以上の買い物をする結果になってしまいます。
2buy1getが好き
2buy1getとは、「商品を2つ買うともう1つプレゼントとします」という意味です。2つ分の料金で3つの商品が手に入りますのでお得に感じますよね? でも、本当にそうなのでしょうか?同じ商品が3つも必要ということはめったになく、場合によっては、2つもいらないということもあるのではないでしょうか?
2〜3人で購入すると無駄なく使い切れますよ。間違っても安くなるからと2つ買ってしまうのはNGです。
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おまけに弱い
2buy1getに似ているのですが、「○○を買うとおまけで△△が付きます」という商品です。この方法は最近ではコンビニで多く利用されており、特定の食品を2つ買うとドリンクプレゼントというものを目にすることがあります。ドリンクがおまけに付いていると、お得感は高くなります。ただ、同じ食品を2つ食べたいのでしょうか? おまけに左右されないことが大切です。
その他にも○%オフと買いてあると、つい買ってしまうと言う人もいます。その商品が本当に欲しいのであれば、買ってください。
とはいえ、安いから買うという発想で買ってしまうと、結果的にいらないということも少なくありません。これは買い物でやりがちなNG習慣の最たるものといえます。
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文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)
金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
(文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー))