久保所属のソシエダに痛手…スチッチが右ひざを負傷、国王杯準決勝やELのマンU戦欠場へ

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2025年02月21日 23:58  サッカーキング

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ルカ・はミッティラン戦で2ゴールを奪う活躍を見せたが… [写真]=ムツ カワモリ
 レアル・ソシエダは21日、同クラブに所属するクロアチア代表MFルカ・スチッチのメディカルレポートを発表した。

 スチッチは20日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・決勝トーナメントプレーオフ・セカンドレグのミッティラン戦にスタメン出場。スペイン人MFブライス・メンデスのゴールにより1点をリードして迎えた18分、同FWアンデル・バレネチェアからの折り返しを押し込んで追加点をマークすると、2−2に追いつかれて迎えた前半アディショナルタイムには、日本代表MF久保建英の蹴った左コーナーキックの跳ね返りを拾い、ボックス手前から左足で低弾道のミドルシュートを叩き込む。2ゴールを奪う活躍を見せ、レアル・ソシエダの5−2での勝利(※2戦合計スコアは7−3)に大きく貢献していた。

 だが、同試合の後半キックオフ直後、敵陣へボールを奪いに行こうとした際、相手選手との交錯で右ひざを負傷。最終的には自らの足で歩いてピッチを後にし、スペイン人MFパブロ・マリンと交代していた。

 同試合の翌日、レアル・ソシエダはスチッチのメディカルレポートを発表。スチッチはミッティラン戦で右ひざを捻っており、検査の結果、内側側副じん帯の損傷が確認されたという。

 クラブからは具体的な離脱期間は明かされておらず、回復の経過次第でピッチに戻ってくることのみが伝えられている。一方で、スペインメディア『マルカ』は、スチッチの離脱期間が数週間に及ぶと指摘。少なくとも、今月26日に控えたホーム開催のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝ファーストレグ・レアル・マドリード戦、そして3月6日と13日にホーム&アウェイで行われるヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16のマンチェスター・ユナイテッド戦は欠場する可能性が濃厚だという。

 現在22歳のスチッチは、昨年夏の移籍市場でザルツブルクから完全移籍加入。開幕直後の数試合はベンチを温めたものの、時間の経過とともに“インテリオール”で不動の立ち位置を築き、ここまで行われた公式戦27試合の出場で3ゴール2アシストを記録している。

 今後数週間、国内外のカップ戦を中心に重要な試合が続くレアル・ソシエダにとっては、大きな痛手となりそうだ。


【ハイライト動画】スチッチは2ゴールでソシエダ大勝の火付け役となったが…
 


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