欧州の戦いでマドリード・ダービー実現、シメオネ監督の第一声は?「CLについては…」

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2025年02月22日 00:59  サッカーキング

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アトレティコ・マドリードを率いるシメオネ監督 [写真]=Getty Images
 アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督が、現地時間22日に控えたラ・リーガ第25節バレンシア戦の前日会見に出席した。スペインメディア『アス』が、同会見の模様を伝えている。

 同会見の直前、チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16の組み合わせ抽選会が行われ、アトレティコ・マドリードは前回大会の覇者であり、CLの“盟主”でもあるレアル・マドリードと対戦することが決まった。

 欧州の戦いでマドリード・ダービーが実現したことを受けて、会見ではシメオネ監督に対して抽選結果に関する質問も飛んだ。シメオネ監督は「我々はバレンシア戦に集中している」として、「この会見のなかで、CLに関する話題については1度だけ話す。あとはバレンシア戦のことだけだ」と返答。その上で、「CLについては、私もみなさんの考えと同じだ。ものすごい試合になるだろう。我々は戦う準備はできている」と力強く宣言した。

 ラ・リーガ第24節終了時点で14勝8分2敗の勝ち点「50」を積み上げており、首位に立つバルセロナ、そして2位のレアル・マドリードを勝ち点差「1」で追いかけるアトレティコ・マドリードにとっては、今後数週間、タイトルの行方を左右する重要な試合が数多く予定されている。25日にはコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝ファーストレグでバルセロナとのアウェイゲームが控えており、3月1日にはラ・リーガ第26節で4位につけるアスレティック・ビルバオとの上位対決に臨む。その後、CLでのマドリード・ダービーがアウェイ、ホームの順で続き、16日にはラ・リーガ第28節のバルセロナ戦も待っている。

 今季の行方を占う重要な時期に突入するが、シメオネ監督は「いつも通りやるだけだ」と宣言。「直近の数シーズンは、重要な試合を数多く戦える幸運に恵まれてきた。今回もそのひとつだと思う。落ち着いて、まずは明日のバレンシア戦のことを考えたい」と話した。

 次の試合で対戦するバレンシアは、カルロス・コルベラン新監督体制となって以降、ラ・リーガ7試合を3勝2分2敗で駆け抜け、徐々に調子を上げてきている。シメオネ監督はそんなチームの印象についても語った。

「ここ最近のバレンシアを見た人ならば、数カ月前とは違うチームだとすぐに解釈するだろう。新監督が来て以降、彼らがインテンシティ、連係プレー、守備の秩序、コレクティブなプレーで大きく成長したことは皆が知っているはずだ。そして、彼らのホームでの成績が示すように、『メスタージャ』の雰囲気と熱狂は、彼らを前に進ませる。我々がダメージを与えられるような試合展開に持ち込めることを期待しよう」


【ハイライト動画】2月初旬にはラ・リーガでマドリード・ダービー開催
 


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