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社会的なステータスによってあからさまに態度を変えるのは、恥ずべきことではないだろうか。投稿を寄せた40代女性(フリーランス/年収1000万円)は5年ほど前、人を見下す癖のある友人と絶縁することを決めた。
「彼女は『正社員』、『既婚』、『高収入』の3つでその人が自分の友達にふさわしいかどうかを判断します」
現在40代の友人は学生時代から30年ほどの付き合いで、「とても仲が良く一緒に旅行に行ったり、飲みに行ったりと関係は良好」だった。だが、その友人は30代くらいから「本性がだんだんあらわに」なっていったという。(文:國伊レン)
「特に『正社員』じゃない人には友達でも態度が悪く…」
30代になると、その友人が「非常にステータスを気にする人」であることが分かってきた。交友関係をステータスで決めるのは空虚なことのように思えてしまうが、その友人自身は「正社員、未婚、収入は普通」だという。
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女性によると、その友人は「顔はかわいいので、非常に持てていて彼氏が途切れたことが無い」というタイプ。共通の友人間でも「一番に結婚するだろうねー」と話していたそうだ。だが、そんなことはなく
「周りの友達が結婚していく中、自分が未婚で残っており、年を重ねるごとにどんどん性格がひねくれていきました」
友人は、自身が正社員だからか「正社員」「既婚」「高収入」のうち、特に「正社員」を重視して人付き合いをしていたようだ。
「たとえば『未婚』でも大手の正社員で高収入であれば友達としてふさわしく、そのような人には友達として普通に接していましたが、特に『正社員』じゃない人には友達でも態度が悪く、見下したり、横暴な態度やマウンティングをとるような人でした」
投稿者の女性は当時「外資系の正社員」で、その友人よりも高収入だったため交友関係は保たれていた。だが、女性がその後「精神的に病気になって正社員として仕事を続けられない」状態になり、フリーランスに転向すると、友人の態度は驚くほど一変した。【後編に続く】
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