【阪急杯予想】高松宮記念への前哨戦 今年から京都外1400mが舞台に

1

2025年02月22日 06:35  netkeiba

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

netkeiba

阪急杯に出走予定のソーダズリング(c)netkeiba
 例年よりも1週間ほど繰り上げられたことにより、京都競馬場の外回り芝1400mで行われる事になったが、これまでどおりに優勝馬には高松宮記念への優先出走権が付与されるレース。京都競馬場芝1400mは外回りコースを使用するワンターンコース。スタートして300mほど走ったところで坂となるため無謀な先行争いになることは少なく、ペースは落ち着く傾向がある。

 ◎ソーダズリングは昨年の京都牝馬S優勝馬。芝1800m未勝利戦を勝ち、フローラS2着の実績を持つが、距離短縮がプラスに働いていて京都牝馬Sではナムラクレアを封じ込めた。重馬場で行われた高松宮記念はさすがに忙しく、前走の阪神Cは脚部不安からの休み明け。競馬がしにくい1番枠で窮屈な競馬を強いられたが、それでも地力のあるところを見せてくれた。全3勝中2勝が京都競馬場の外回りコース。別定重量55kgは有利だ。

 〇フォーチュンタイムは東山S優勝馬で、ここまで[4-1-0-0]と底を見せていない4歳馬。前走はトップハンデに加えて初めての1400mという事もあってスタート直後はやや流れに乗り切れていないような印象を受けたが、途中から手応えよく進出し最後は外から力でねじ伏せるように後続を突き放した。今回は重賞初挑戦だが、不安よりも楽しみの方が大きい。

 ▲アグリは一昨年の優勝馬で、同年の阪神Cで0.1秒差3着。1勝クラスから4連勝で重賞ウイナーとなった当時の勢いは望めないだろうが、芝1400mは[3-0-2-1]と得意にしている距離だ。1200mでは少々忙しそうだが、前々走スワンSは勝ち馬から0.5秒。先行馬が総崩れとなったハイラップを2番手で追走したもので着順イメージほど悪い内容ではなかった。

 △オオバンブルマイは昨年夏のキーンランドC3着。2歳時には京王杯2歳Sを勝ち、3歳春にはアーリントンCも勝ってNHKマイルC3着。豪州の高額賞金レース「ゴールデンイーグル」も勝っている。昨年秋のスプリンターズS、マイルCSでもこの馬なりの脚は使っている。

 強烈な追い込みを武器とする△カンチェンジュンガと、単騎の逃げが見込めそうな△アサカラキングにも注意を払いたいが、最後に△スズハローム。スワンSでのアクシデント明けとなった前走は案外の内容だったが、京王杯スプリングC3着、CBC賞2着の実績は無視できない。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定