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「ロマンティックおばさん」ーーここ数日、ネット上をにぎわせている言葉です。きっかけとなったコラムでは派手な花柄のトップスを着た女性を指す言葉でしたが、SNSでは前向きにとらえる人が続出。Xのトレンドにもなりました。
【写真】人気インスタグラマー「私もロマンティックおばさんになりたい」
「むしろなりたい」「いいに決まってる」
ことの発端は、2019年に発売された女性向け生活情報雑誌。中高年女性のファッションに関するコラムの中で、くすみがちな顔色をカバーするためにトップスに華やかな花柄を選ぶと「ロマンティックおばさん」になる恐れがあるとし、もし柄物を選ぶ場合は、大人っぽい柄やシックな色の大ぶりの柄をーーとアドバイスしています。
今年2月にあるSNSユーザーが投稿でこの記事に触れ、ロマンティックおばさんという語呂が良く、花柄のトップスを着たくなると感想を述べたところ、共感する人が続出。「語感が強い」「むしろロマンティックおばさんになりたい」「ロマンティックおばさんの方がいいに決まってる」「あこがれる」「目指したい」「年寄りだからと暗い色ばかり着なくてもいい」「好きなものを着ていい時代」などの声が上がり、トレンド入りしました。
個性的なファッションが人気のインスタグラマー「はる。」さん(62)は、常日頃からSNSを通じて「ファッションは自由なもの」「何歳になっても好きな服を着ればいい」という思いを発信しています。今回のロマンティックおばさんのトレンド入りを受け、自身のXでも「私も『ロマンティックおばさん』になりたい 現実離れした甘美な雰囲気のおばさんてことでしょ?無敵じゃないですか」と投稿し、現在も拡散中です。
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はる。さんは、まいどなニュースの取材に対し、「少し前ならば『花柄はいい歳になったらやはり着てはいけないのね…』とションボリした反応が多かったのかもしれませんが、今の40代50代60代の方達はファッションを自由に楽しんでいるのだなぁとうれしく思いました。ロマンティックおばさんというワードがトレンド入りして、みんながそのことを楽しんでいる。もっともっと盛り上がればいいなぁと思いました」とコメントしました。
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大人のNGファッションは過去にもたびたび話題に。記憶に新しいところでは「パーカーおじさん」。ほかにも「カジュアルおばさん」「ボーダーTシャツはオバ見え」「アラフォーのロックTシャツは痛い」などがあります。
(まいどなニュース・金井 かおる)
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