巨人・戸郷翔征、OP戦初登板は失策絡みで1回1失点　2年連続で開幕投手に内定

◆ 「自分が引っ張っていくんだという姿が見える」

　巨人の開幕投手に内定している戸郷翔征投手（24）が22日、DeNAとのオープン戦（宜野湾）に先発登板。1回2安打1失点（自責点0）の内容で降板した。

　シーズン開幕の前に、オープン戦の開幕マウンドに上がった右腕。その初回、1番・度会に初球の真っ直ぐを中前に弾き返されると、中堅・佐々木のファンブルが重なり無死二塁のピンチを招いた。続く牧は右飛に退けたものの、3番・佐野に一塁線突破の二塁打を浴び失点。先制点を許した。

　それでも、4番・オースティンは右飛、5番・加藤は空振り三振に仕留め最少失点。1回14球、2安打1失点（自責点0）、1奪三振無四球の内容で調整登板を終えた。

　昨季まで3年連続で2ケタ勝利をマークし、規定投球回は4年連続クリア。阿部監督は前日21日に「去年もやってくれているし、自分が引っ張っていくんだという姿も見られる」と、2年連続で戸郷に開幕投手を託すことを発表していた。