「バズレシピ」でおなじみの料理研究家・リュウジ (C)ORICON NewS inc. 料理研究家・リュウジが21日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、話題の東洋水産のカップ麺『マルちゃん 赤いきつね』アニメCMを自身で再現した動画をアップした。
【動画】リュウジ、話題の『赤いきつね』アニメCMを“実写”再現(1:55くらいから) リュウジは「映像を作成しました」と切り出すと「CMが性的であり、男性はなぜこういう撮られ方をしないのかというご意見もかなりありましたので、私が今回、ちょっと再現させていただきました」と紹介。映像が流れた後には「できるだけ近づけるように撮らせていただいたと思うんですけど、どう思われたか、ご意見いただけたらなと思います」と呼びかけた。
さらに「緑のたぬき卵油そば」「赤いきつねマヨ混ぜそば」の料理動画も公開。その後は「今回の件について、女性が生きにくい世の中・風潮があったということは、皆様のリプライとか、お声を見ていく中ですごくわかりました。なんですけども、あくまで今回アニメ広告というところがありまして。このアニメ広告に、胸ですとか肌とかの露出がなく、そこまで過激な性表現がない作品に関して、僕は規制する必要はないのかなという風に、皆様の意見に目を通しましたが、判断させていただきました」と伝えた。
一方で「女性軽視の風潮があるということは、今回の活動を通して、かなりわかりましたので、その辺りは胸にとどめて、これからも活動させていただきたいと思います」とコメント。「このチャンネルを応援していただいている皆さん、私にかなり誹謗中傷が向けられているのは、知っている方もいらっしゃるとは思うんですけども、心配してくださる方、僕は大丈夫です」と呼びかけた。
その上で「世の中、すごく生きにくい方々ばかりだと僕は思っております。僕もかつてそうでした。『男が料理するもんじゃない』とか言われた人間です。僕はある程度の痛みは知っているつもりではあります。矛先が僕になるなら僕はそれで構いません。もし納得いかないっていう方がありましたら、僕にぶつけてください。その代わり、素晴らしい制作物だったり、クリエイターさんですとか、気持ち悪いと思わない方への誹謗抽象などはしないでいただきたいなっていう風に思います」と締めくくっていた。
リュウジは17日、同商品のアニメCMが一部SNSで「性的に見える!」と批判の声があがり、「このアニメが性的だと話題らしいけど、炎上覚悟で言わせて貰うと一昔前のグルメ漫画で育ったから頬を染めて食うのはデフォルトだし全く性的に見えない」と持論を展開。公開された『マルちゃん』アニメCMは、薄暗い部屋で女性がテレビを見ながら「赤いきつね」を食べているという内容になっている。
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