ママスタご近所さんに会ったとき、ちょっとした世間話をすることもありますよね。でもその内容が家庭や子どもたちのことだったら、ママも少し警戒してしまうようで……。ママスタコミュニティのあるママから、こんな質問がありました。
『ゴミ出しのときに会うと話しかけてくるおばさんがいます。そのおばさんに「子どもたちはいつから冬休みなの?」と聞かれたので、本当はわかっているけれど「ちょっとまだわからなくて」と答えました。その後、「お仕事しているのよね? 冬休みは子どもたちどうするの?」と聞かれました。中学生と小学校高学年なので留守番だけれど、留守番というと留守中に狙われるのでは? と思い、「預かってもらいます」と嘘をつきました。そのおばさんは怪しい人ではないけれど、ここまで嘘をつくのは警戒しすぎでしょうか?』
ご近所さんから子どものことを聞かれた投稿者さんは、思わず嘘をついてしまったそうです。相手は全く知らない人ではないですが、子どもが家にいると知られることに警戒したからですね。でも後になって、そこまで気を遣わなくてもよかったのではないかと思ったようです。このような場合、他のママたちならどう対応するでしょうか。
相手は知っている人。警戒せず答える
『近所の知っているおばさんなんでしょ? 普通に答えるよ』
『万が一災害や火災があったとき、子どもたちのことを気にしてもらえるかもしれないから言う』
ご近所さんに子どもたちのことを聞かれたら、正直に話すママもいます。もともと近所に住んでいてお互いに顔を知っていますし、悪い人ではないと判断しているのでしょう。それに親が留守をしているときに災害などが起きた場合、近所の人が子どもたちが家にいるとわかっていれば助けてくれるかもしれません。万が一のことを考えると、子どもたちのことを教えておいた方がよいという考え方もありますね。
家のことを聞かれたら警戒するのは当然かも
『家の事情を探られるのは本当に怖いよね。あなたに全く関係ないのに何がそんなに知りたいの……? と思う』
『家の事情を探ってくる人は誰であろうと警戒する』
家庭の事情はとてもプライベートなことなので、安易に他の人に知られたくないことといえそうです。また他人の家のことを知ってどうするのだろうという疑問もありますよね。たまたま会話の流れで家庭のことを話すこともあるかもしれませんが、それでも相手を警戒をしてしまうママも少なくないようです。
家庭のことは言わない方がいい。そう思う理由は?
他の人に言いふらされてしまう恐れがある
『こういう人には何も教えない方がいいよ。悪気なく他人の情報をあちこちで拡散して回るタイプかもしれない』
『スピーカーおばさんなんじゃない? うちの近所にも根掘り葉掘り聞いてくるママさんがいるけれど、喋ったことのない人の情報まで私に喋ってきたから、うちの情報もどこかで喋っているんだろうなと思った』
いくら知り合いの人でも、家庭のことを話すと他の人に話されてしまう恐れがあります。本人に悪気はなくても、つい話してしまうこともあるかもしれません。ぽろっと話したことが何倍にも大袈裟な話になって他の人に伝わってしまう可能性などを考えると、プライベートなことは基本話さない方が無難のようです。
犯罪に巻き込まれる可能性も無視できない
『正直には話さない。おばさんが誰かに話しているのを悪い人が聞いているかもしれないから。適当に話して終わればいいよ』
ご近所さんに話したことを誰が耳にするかはわかりません。たまたま話を聞いた人が悪いことを企んでいたら、犯罪の被害にあう可能性もゼロではありませんね。
今のご時世、警戒するくらいでちょうどよいのでは?
『地域によるけれど、ここまで物騒になってしまったら投稿者さんの対応は仕方がないよね。どこで誰が聞いているかわからないし、ご近所さんがどこで喋っちゃうかもわからない』
『投稿者さんの対応で正解だと思うよ! 私もそう言う。近所の人でも警戒している。物騒だもんね』
住んでいる家も顔も知っているご近所さんに対して、家庭や子どものことを話さないようにするのは仕方のないこととの意見も多くありました。知らない人ではないですが、その人が他の人に話すリスクもあり、そうした噂がどんどん広がってしまう恐れもあります。
世の中を見れば子どもが巻き込まれてしまう犯罪も起きています。ここまで周囲を警戒しなくてはいけないことは悲しくもありますが、子どもの安全を守るためにも家庭の情報は極力他の人に漏らさない方がよいかもしれませんね。それはご近所さんを怪しいと疑う気持ちというよりも、子どものためを思ってこそでしょう。ご近所さんとはほどよい距離を保ちながら、付き合いを続けていくのがよさそうですね。
文・こもも 編集・有村実歩 イラスト・Ponko
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