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前回からの続き。私(ユミカ)は幼い子どもたちを育てる専業主婦。夫のナオユキは10歳年上です。夫は会社帰りに義実家に寄って食べ物などをもらってくるたび、わざわざ私にお礼の電話をかけさせます。けれど義両親は私からの電話をそれほど望んでいるようには思えません。夫からの理不尽な強要に、私は納得できなくなってきました。妻の意見をまともに聞こうとしない夫なんて……。ずっと言いなりになってきた私だけど、さすがにもう限界です。
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ずっと我慢してきた怒りが爆発しました。「じゃあ、今かけて。うちの親にあなたからお礼の電話をかけて!」私が目の前にスマホを差し出すと、夫はその剣幕に圧倒された様子。しぶしぶ電話をかけると、実家の母が出ました。
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なぜ夫に電話をかけさせたのか、私の気持ちを知っていた母は即座に察したのでしょう。気を利かせてチクリと皮肉を言ってくれました。返事に詰まってしまった夫に、母はさらに追い打ちをかけます。「……ふふ、冗談よ? でもね……」
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電話が終わると夫は黙ってしまいました。私がすごい剣幕で怒ったし、母も私の味方をしてくれたので、さすがに事態の深刻さに気付いたのでしょう。このままでは結婚生活自体がうまくいかないという母の言葉には、夫も思うところがあったようです。
夫に食べ物などを持たせてくれる義両親の気持ちにはいつも感謝していますが……。次に義実家に行ったときはこれまでのお礼を伝えるとともに、夫の仕事帰りのいただきものは遠慮したいと義両親に話をしてみたいと思います。
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原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・うーにゃ 編集・井伊テレ子