「厄除け行ったので(笑)」開幕2戦連続決勝点の大宮FW藤井一志、喜びも決定機逸には「DF陣に申し訳ない」

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2025年02月22日 23:13  サッカーキング

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2戦連発となった藤井 [写真]=J.LEAGUE
 明治安田J2リーグ第2節が22日に行われ、RB大宮アルディージャはホームにヴァンフォーレ甲府を迎え、1−0で完封勝利。開幕2連勝を飾った。

 決勝点を決めたのは先発となったFW藤井一志。13分、泉柊椰のクロスに杉本健勇が頭で合わせ、こぼれたところに藤井が詰めた。開幕戦でも途中出場からラストプレーでチームに今季初勝利をもたらす決勝点を、ゴール前でこぼれ球をプッシュする形でもたらした。2戦連発となったが、「去年はついてなかったですけど、今年はお祓い行ったからか分からないですけど、厄年なのでしっかり厄除けに行ったので、その効果もあってか、目の前にこぼれてくることが多いので、よかったです」と冗談を交えつつ、喜び。

「守備陣がすごく耐えてくれて、展開的に絶対1発来ると思っていたので、それを仕留めれば、仕事をしたと言えると思っていた」としつつ、後半に決定機を逃したところもあり、「あと1点行けた気持ちが正直強いです。ディフェンス陣に申し訳ない気持ちが一番」と悔しさが強いと表現。試合後、長澤徹監督も会見で「献身性と自己犠牲の人間」と藤井のハードワークを評価しつつ、「(決まれば)2点目の方が簡単だったんじゃないかな」と笑いながら決定機逸に“いじり”。藤井も「絶対、徹さんにいじられると思っていたので(笑)。でも、本当にその通りだと思います。悔しいです。練習からまたやるしかないと思います」と恐縮していた。

 開幕戦ではファビアン・ゴンザレスの負傷によって、急遽出場。この日は先発起用となったが、「先発が去年の夏以来(第22節FC大阪戦)ということで気合いが入るところもありました。去年も第1節は途中からで第2節はスタートからでしたけど、去年は悔しい結果で終わったので、その借りを返すなら今日しかないと思っていたので、しっかりゴールで勝利に導くところはできた」、「ピッチ立った時にチャンスが来そうだとはずっと感じています。プレシーズンから同じようにこぼれ球は結構来ていて、仕留めきるところは僕自身ずっとやっていること。結果に結びついているのはすごくいいこと」と、反省をしつつ、結果がついてきている点に充実感を示している。

 今季は目標として15得点を挙げる藤井。「決めて、次に反省を生かせるのは、気持ちとしても乗っていけます。練習あるのみなので、続けていくしかないですね」と結果を喜びつつ、開幕3連発へ向けて、次戦へと切り替えている。

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