マンU、“終盤2ゴール”で追いつくもリーグ戦3試合未勝利…モイーズ体制で復調のエヴァートンは6戦無敗に

0

2025年02月23日 00:14  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

エヴァートンとマンチェスター・ユナイテッドの一戦は2−2 [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第26節が22日に行われ、エヴァートンとマンチェスター・ユナイテッドが対戦した。

 ここまで25試合を消化したリーグ戦で8勝5分12敗を記録し、勝ち点「29」の15位につけるマンチェスター・ユナイテッド。昨年11月にルベン・アモリム監督が指揮官へと就任してからリーグ戦14試合でわずか4勝と低迷する同クラブが、3試合ぶりの白星を目指して敵地に乗り込む。対するはデイヴィッド・モイーズ監督の“復帰就任”を機に、急激に勝ち星を増やし始めている14位エヴァートン。1ポイント差の両者が直接対決に臨む。

 試合の立ち上がりはこう着状態が続いたものの、19分にエヴァートンがスコアを動かす。右サイドでコーナーキックを得ると、ジャック・ハリソンが左足でインスイングのクロスを供給。ディオゴ・ダロトのクリアが中途半端となったことにより、ボックス内で混戦が生まれる。空中戦が連続すると、アブドゥライェ・ドゥクレが打点の高いヘディングでゴール前にパス。ベトが懐にボールを流しながらダイレクトでネットを揺らし、ホームチームが先制した。なお、ベトはリーグ戦4試合連続ゴールとなっている

 さらに33分、自陣ペナルティエリアでボールを奪ったエヴァートンが素早くパスを繋いで前進。右サイドでボールを持ったイェスパー・リンドストロムが縦に流し、裏へと抜け出したベトがワンタッチでボックス正面に折り返す。ハリソンのシュートはGKアンドレ・オナナが防いだが、ハイボールとなったこぼれ球にドゥクレが反応。頭で押し込んで追加点をマークした。

 攻撃の停滞が目立ったマンチェスター・ユナイテッドも、72分にセットプレーで1点を返す。相手ペナルティエリア左角の位置でフリーキックを獲得。ブルーノ・フェルナンデスのキックが壁の手に接触し、より近いエリアでのフリーキックを奪取する。再びB・フェルナンデスが直接狙うと、今度はファー側となる壁の横を選択。完全にGKジョーダン・ピックフォードの逆を突いて得点を挙げた。

 反撃に成功したマンチェスター・ユナイテッドは、8分後にゲームを振り出しへと戻す。1点目と似た位置でフリーキックを奪い、B・フェルナンデスが右足で柔らかいクロスを入れる。一度は相手選手に跳ね返されるが、ボックス正面にこぼれたセカンドボールをマヌエル・ウガルテが胸トラップから左足で振り抜く。コンパクトに合わせたボレーシュートがゴールに吸い込まれ、スコアをイーブンとした。

 結局、そのまま試合は2−2で終了。互いに1ポイントずつを分け合った。次節は26日に行われ、エヴァートンはアウェイでブレントフォードと対戦。マンチェスター・ユナイテッドはホームでイプスウィッチと対戦する。

【スコア】
エヴァートン 2−2 マンチェスター・ユナイテッド

【得点者】
1−0 19分 ベト(エヴァートン)
2−0 33分 アブドゥライェ・ドゥクレ(エヴァートン)
2−1 72分 ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)
2−2 80分 マヌエル・ウガルテ(マンチェスター・ユナイテッド)

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定