三笘薫、快速ドリブルから公式戦“3試合連発弾”! 菅原由勢との日本人対決を制してブライトンが完勝

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2025年02月23日 02:15  サッカーキング

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サウサンプトン戦で得点を挙げた三笘薫 [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第26節が22日に行われ、サウサンプトンとブライトンが対戦した。

 ここまで25試合を消化したリーグ戦で9勝10分6敗を記録し、勝ち点「37」の11位につけるブライトン。直近の公式戦7試合で5勝と好調を維持する同クラブが、プレミアリーグ連勝を目指して敵地へと乗り込む。対するは勝ち点「9」の最下位に沈むサウサンプトン。ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫が先発に名を連ねた一方、サウサンプトンに所属する同代表DF菅原由勢はサブスタートとなった。

 試合はブライトンが16分に最初の決定機を作り出す。相手ボックス手前でジョルジニオ・リュテールがマーカーに倒され、主審がホイッスルを吹く。獲得したフリーキックをカルロス・バレバが直接狙う。ボールは壁に当たってゴール方向に飛ぶが、バウンドしたことにより枠の上を通過。惜しくも得点には至らなかった。

 4分後には三笘にビッグチャンスが訪れる。アダム・ウェブスターが浅い位置から入れたクロスはGKがパンチング。セカンドボールをヤシン・アヤリが回収し、縦パスを受けたヤンクバ・ミンテを経由してジャック・ヒンシェルウッドが右サイドに展開する。ライン際にポジションをとったアヤリがクロスを送ると、大外から飛び込んできた三笘が反応。ワンタッチで合わせたが、シュートは枠の右に逸れてしまった。

 そんななか、23分にブライトンが均衡を破る。ハーフライン左でタリク・ランプティがボールをカットし、浮き球のパスが中央のジョアン・ペドロにわたる。ダイレクトでミンテに繋ぐと、ワンツーの形でDFラインを突破。飛び出してきたGKのタイミングを外しながらチップキックを放ち、冷静にネットを揺らして先制点を決めた。
 
 後半頭からは菅原がピッチに登場。サウサンプトンは結果的にオフサイドとなったものの、49分にブライトンのネットを揺らすなど得点の香りが漂いはじめる。だが、またもスコアを動かしたのはアウェイチームだった。56分に自陣でのフリーキックからウェブスターが前線にフィード。ミンテがフリックしながらリュテールにパスを送り、相手選手とのコンタクトで生まれたこぼれ球をミンテ自ら回収する。最後はリュテールが横パスをワンタッチで流し込み、大きな追加点をマークした。

 さらに71分、好調を保つ三笘が結果を残す。相手GKのロングボールをブライトンが自陣でカット。テンポの良いパス交換でサウサンプトンのプレスを打開する。ウェブスターがセンターサークル内にグラウンダーの縦パスを差し込むと、J・ペドロがダイレクトで三笘にパス。三笘が加速しながら広大なスペースに抜け出し、GKとの1対1を制して公式戦“3試合連発弾”を挙げた。

 その後、三笘は79分に交代。82分にはヒンシェルウッドにも得点が生まれ、ブライトンが4−0の勝利を収めた。次節は25日に行われ、サウサンプトンはアウェイでチェルシーと対戦。ブライトンはホームでボーンマスと対戦する。

【スコア】
サウサンプトン 0−4 ブライトン

【得点者】
0−1 23分 ジョアン・ペドロ(ブライトン)
0−2 56分 ジョルジニオ・リュテール(ブライトン)
0−3 71分 三笘薫(ブライトン)
0−4 82分 ジャック・ヒンシェルウッド(ブライトン)

このニュースに関するつぶやき

  • 昔はサッカー後進国で舐められていた日本も今や三苫とか久保建の存在ぬきでもアジアで敵なし欧米では欧州組が入れば強豪一歩手前、Jリーグ以前を知ってる世代からしたら夢みたいな話だ
    • イイネ!2
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