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息子のユウゴは母親の私が言うのもおかしいかもしれませんが、小さいときからずっと「優しくてモテる子」でした。男女関係なく多くの友達にも恵まれています。しかし、なぜだかわかりませんが全く彼女を作ろうとしないのです。
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小さなころから見守ってきた私には、「ひょっとしたら」と思う節は何度もありました。しかし本人に確認する勇気も出ず、いままで考えないようにしてなんとなく過ごしてきました。夫にも息子について相談したことがあります。
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ひとり息子のユウゴについて、「ひょっとして性的マイノリティーでは?」と考えていた私。本人に聞く勇気がなく、夫に相談してみることにしました。すると「本人に聞く必要はない」と一蹴。必要があれば本人から話があるはずだと言われてしまいました。
たしかに、親だからとなんでもかんでも知っておく必要はないのかもしれません。夫に言われて反省しました。そうこうしているうちに、ユウゴはわが家から巣立って行きました。新たな旅立ちをむかえたユウゴが、新しい場所でも幸せに過ごせることを願います。
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原案・ママスタ 脚本・motte 作画・カヲルーン 編集・横内みか