レガネス戦で追加点を奪った久保建英 [写真]=Getty Images ラ・リーガ第25節が23日に行われ、レアル・ソシエダとレガネスが対戦した。
昨年夏の主力流出の影響もあり、今シーズンは不安定な戦いが続いているレアル・ソシエダ。ラ・リーガでは9勝4分11敗の暫定12位に留まっており、前節はベティスに0−3で敗れ直近5試合で4敗目を喫した。それでも、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントプレーオフではデンマークの名門ミッティランを撃破しラウンド16へ進出。勢いそのままに今節はリーグ戦2試合ぶりの白星を目指す。日本代表MF久保建英はスタメンに名を連ねた。
レアル・ソシエダは12分、久保からパブロ・マリンへと繋いで左サイドへ展開すると、マルティン・スビメンディも絡んでボールはボックス手前中央のアルセン・ザハリャンへ。強烈なミドルシュートがゴール左隅に突き刺さり先制に成功した。序盤に主導権を握ると、その後もボール保持率でレガネスを大きく上回り、ザハリャンが2度に渡って際どいシュートを放つなど、押し気味に試合を進める。
チャンスの数こそ限られているものの、レアル・ソシエダはレガネスを押し込み続け、1点リードで前半を終えた。
後半開始早々の49分には久保が圧巻の個人技から追加点を奪う。右サイドのタッチライン際でボールを受けると、ゆったりとしたドリブルから一瞬で退治したDFを抜き去りボックス内へ侵入。そのまま左足にボールを持ち替え、狙い澄ましたシュートを左サイドネットに沈めた。久保にとっては今シーズンの公式戦7ゴール目となっている。
一方のレガネスは55分、ボックス内右でフリーになっていたダニエル・ラバが左足でシュートを放つも、ここはGKアレハンドロ・レミロが好セーブに阻まれる。60分にはドリブルでボックス内へ侵入した久保がレナト・タピアと接触し転倒。両者はその後小競り合いに発展し、主審からイエローカードを提示された。これにより、久保は累積警告によって次節バルセロナ戦の出場が不可能となってしまった。
80分、左CKを獲得したレアル・ソシエダはセルヒオ・ゴメスがアウトスイングのクロスを供給し、こぼれ球を拾ったジョン・アンデル・オラガスティがダイレクトボレーシュートを放つ。強烈な一撃は左ポストを叩いてからネットを揺らし、決定的な3点目を奪った。試合はこのまま3−0で終了し、レアル・ソシエダが2試合ぶりの白星を飾った。次節は3月2日に行われ、レアル・ソシエダはアウェイでバルセロナと、レガネスはホームでヘタフェと対戦する。
【スコア】
レアル・ソシエダ 3−0 レガネス
【得点者】
1−0 12分 アルセン・ザハリャン(レアル・ソシエダ)
2−0 48分 久保建英(レアル・ソシエダ)
3−0 80分 ジョン・アンデル・オラガスティ(レアル・ソシエダ)
【ゴール動画】久保建英が圧巻の個人技から追加点
久保が今季ラ・リーガ5ゴール目⚽️🔥
れまでレアル・ソシエダで得点した試合は
ラ・リーガで19試合18勝1分けと負けなし😄
無敗神話は継続なるか👀
🏆ラ・リーガ 第25節 #レアル・ソシエダ v #レガネス
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