
富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」(立山黒部貫光・富山市)に新しい時代がやってくる。4月15日(火)から、今までのトロリーバスに代わり「立山トンネル電気バス」の運行が始まる。
この電気バスは、昨年11月30日まで同アルペンルートの室堂(標高2450m)と大観峰(標高2316m)を結んでいた「立山トンネルトロリーバス」に代わる新しい乗り物。中部山岳国立公園内にふさわしく、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、環境負荷を低減し高地での安定走行が可能な電気バスを導入する。室堂平の「みくりが池」をはじめ、四季折々の風景や、アニメーション映画『おおかみこどもの雨と雪』とコラボしたデザインを採用。8台すべてが異なるラッピングデザインを施している。
富山県の立山駅から長野県の扇沢間はケーブルカーやバス、ロープウェイなど6つの乗り物を乗り継いで移動することができ、標高3000m級の立山連峰や黒部ダムの絶景を気軽に楽しむことができる。
|
|