フィオレンティーナのFWキーン [写真]=Getty Images フィオレンティーナに所属するイタリア代表FWモイーズ・キーンが、試合中のアクシデントで担架に運ばれて救急搬送された。
フィオレンティーナは23日のセリエA第26節でヴェローナと対戦。同試合で先発出場したキーンは57分、相手DFディエゴ・コッポラと競り合ってバランスを崩した際、近くから走ってきた相手DFパヴェウ・ダヴィドヴィチのひざが顔面に直撃。左目の付近を切ったキーンはピッチ上で治療を受けた後、包帯を巻いてプレーを再開した。
しかししばらくして、キーンは意識が朦朧とした様子で倒れ込むようにしてプレーを中断。酸素マスクをつけた状態で担架に運ばれてピッチを後にし、そのまま病院へ搬送された。
状態が心配されたキーンだが、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』によると、同選手の容体に大きな懸念はなかったという。さらなる検査のために病院で一晩を過ごす予定だが、今のところ異常はなく、すぐに退院できる見込みだという。
ユヴェントスやエヴァートン、パリ・サンジェルマンなどを経て今季からフィオレンティーナでプレーするキーンは、現在24歳。今季のセリエAでは得点ランキング2位の15ゴールを記録している。
【ハイライト】ヴェローナ 1−0 フィオレンティーナ