楽天・小森航大郎が古巣ヤクルト戦で躍動 三木監督は凡打の内容を評価「役割わかっている」
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2025年02月25日 08:56 ベースボールキング
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5回表に2点適時三塁打を放った楽天・小森航大郎(左から2人目)練習試合
● ヤクルト 6 − 8 楽天 ○
<2月24日 浦添>
ヤクルトへFA移籍した茂木栄五郎内野手(31)の人的補償で楽天に加入した小森航大郎内野手(21)が、ヤクルトとの練習試合に「1番・左翼」で先発出場。5回の第3打席に右中間突破の2点適時三塁打を放つなど古巣相手に3打点を挙げた。
3回の第2打席は一死一、三塁の好機でヤクルト先発・山野の対戦。3球目のフォークを引っかけ遊ゴロに倒れたものの、併殺崩れで一塁に残り打点をマークした。続く小深田の打席で二盗に成功。昨季のイースタン・リーグ盗塁王の実力を見せ二死二塁の好機を演出した。
二死一、三塁で迎えた第3打席は、2番手の下川から右中間突破の2点適時三塁打を放ち3打点目をマーク。二死一、二塁だった7回の第4打席はボテボテのゴロが遊撃・武岡の送球エラーを誘いチームに追加点をもたらした。
三木監督は小森の活躍について「センターへのタイムリー三塁打もよかったけど、彼の特徴はやはりスピード。(3回に)先制点を奪ったところは自分の役割をよくわかっていて、内野ゴロのゲッツー崩れで1点入った。4打席目も『前に飛ばせば何か起こる』という場面で、打ち方を少しノーステップ気味にして食らいついて、相手のミスを誘ったところも彼の良さ」と凡打の内容を評価した。
23日の日本ハム戦(オープン戦・名護)は、8回に代走で出場したものの痛恨の牽制タッチアウト。「『何とかしたい、信頼を取り戻したい』という気持ちで試合に臨みました。守備に関してはエラーや見えないミスもあったが、バッティングに関しては状況に応じた打撃ができた。一軍の舞台で勝利に貢献して『小森がいないとダメだ』と、代えが利かないピースになれるように頑張ります」と力を込めた。
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