NewJeans(ニュージーンズ=NJZ)のマネジャーが、所属事務所ADOR(アドア)のキム・ジュヨン代表から「職場内いじめ」を受けたと告発した問題は「嫌疑なし」で終結した。韓国複数メディアが報じた。
専属契約をめぐり法廷闘争を展開中のNewJeansとADORの紛争の前哨戦として注目されていたが、ADOR側に軍配が上がった形となった。
24日のスポーツソウルによると、韓国の雇用労働部傘下のソウル地方雇用労働庁は、ADOR所属マネジャーがキム代表に対して提起した事件を調査した結果、疑惑の点が見つからず「行政終結(嫌疑なし)」処理したという。マネジャーが提出した資料だけでは、職場内の「いじめ」の有無を判断するのは難しいと判断したとみられている。
報道によると、同マネジャーは、昨年11月29日にNewJeansがADORとの契約解除を宣言後、ADORに無許可で広告主と接触したことが判明。昨年12月には、マネジャーは「ADORは(自分が)退勤を希望したにもかかわらず、ノートパソコンを返還するまで3時間ほど不法に監禁し、個人の携帯電話の提出などを強要した」と主張した。
一方、ADORは、NewJeansとの専属契約が有効であることを強調。「マネジメント担当職員が広告主に直接連絡して、会社を無視したまま、アーティストとブランド間で直接の契約締結を促すことが発生した。マネジャー自らもこのようなコミュニケーションをしたことを認めている。これはアーティストの専属契約違反を助長する深刻な行為」と反論していた。
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NewJeansの独立宣言をめぐり、ADORが提起した専属契約有効確認訴訟は、4月3日に初の期日を迎える。NewJeansは「NJZ」の新名義を立ち上げるなどして徹底抗戦している。
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