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この日、お風呂掃除を終え、部屋に戻った柴犬もも(@momonosekaiii)さんは衝撃の光景を目撃した。
【写真】おかしいな、家のなかなのに大雪が降ってる……惨事の全景
「家のなかで大雪降ってて泣ける」
そんなつぶやきと共にX(旧Twitter)に投稿されたのは、獲物となった「ペット用クッション」を仕留め、大量の中綿を引きずり出した柴犬さんの姿! 97万回以上表示された投稿には、4万7千以上のいいねがついた。
「溶けない雪」の雪かきが始まる…
「大寒波の影響ですね」
「だいぶ積もってますね」
「この雪の小粒を掃除機が吸って二次災害」
「溶けない雪の雪かきが始まる。それを見守る予定の柴犬」
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こんな楽しいコメントが寄せられたのは、6歳になる柴犬の女の子、ももちゃん。誤飲を心配する声に対して、「ももは(中綿を)食べないです。出すことが楽しいみたいです」と、返信していた飼い主さん。
ももちゃんは「おやつ」の方が美味しいことを知っており、誤食の心配はないが、万が一を考え、こういったことが起きた際は、即座に撤去&掃除を徹底しているそうだ。
「犬の本能」VS「飼い主の心労」
「ウチもよく大雪です(涙)。何回縫っても破られ…」といった共感の声も寄せられていたが、「クッション」や「おもちゃ」を振り回し、中身を出す行動は「犬あるある」。
野生時代の「狩り」を模倣した、犬の本能的な行動だという。
それでも、誤飲事故などが起きないよう、日々細心の注意を払っている犬の飼いさんたち。そんな飼い主さんの気も知らず、掃除を終えた飼い主さんをすまし顔で待ち受けていた、ももちゃん。
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「なに、その、ひとごとな感じは(笑)」というコメントに対して、「悪びれてないところが…」「なんならやり切った感」と、楽しい返信をしていた飼い主さんにお話を聞いた。
やっぱり「犬あるある」
ーーおとなしそうな印象のももちゃんも、時には「やらかす」のですね。
「もも、皆さんに静かな子と思われがちですが、案外やらかします(笑)。ソファーのクッションに穴を開けたり、たたんだ洗濯物にダイブされたこともあります。リプ欄にも同じ経験をされた方がたくさんいて、やっぱり犬あるあるなんだなぁと思いました(笑)」
ーー積もった大雪をご覧になって、どんなお気持ちでしたか?
「やけに静かだったので嫌な予感はしましたが、さすがに大量の綿だったので唖然としました(涙)。全く悪びれず、『何か?』的な顔はさすが柴犬…と思ってしまいました…」
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ーーももちゃん、構ってもらいたかったのでしょうか?
「むしろ、注意される相手(飼い主)がいないのをいいことに、やりたい放題だったような気がします…」
気になる「カエル」の安否は…
ーー獲物となったのは、ももちゃん用のベッドですか?
「はい。普段はリビングにもも用として置いてあるのですが、掃除中だったので別室に置いていました。そこからももが自分で引きずって持って来たようです。度々獲物にされていて、すでに数ヶ所、私が縫ったところがあります…」
ーーベッドの側に横たわっていた「カエル」は無事でしたか?
「カエルにもやらかした感じがありましたが、まだまだ無事でした」
◇ ◇
ももちゃんが錬成した「溶けない大量の雪」は、掃除機だと詰まるため、飼い主さんが「手作業」で集めたそうだ。
「ベッドは、ももが破った場所から綿を入れ、縫い合わせる予定です…」(柴犬もも さん)
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ)