漢字が苦手な息子に「ノートに書いて覚えなさい」→夫が教えた「覚え方」にハッ! 妻が反省した、勉強法とは…【漫画】

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2025年02月25日 11:50  まいどなニュース

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アドバイスするもやり方に疑問を感じる息子(愛田あいさん提供)

子どもが何かにつまづいていると、親としてはつい「こうすればいいよ」とアドバイスしたくなるものです。しかし伝え方を間違えると、知らず知らずのうちに「押しつけ」になってしまうことも少なくありません。Instagramで育児絵日記を投稿する愛田あいさんは子どもに漢字を教えるときのゾッとした体験を漫画にしています。

【漫画】「子育てのゾッとした話」全編を読む

ある日、漢字が苦手で覚えられずに困っている息子に愛田さんが「ノートに書いて覚えればいいよ」と提案します。それは自分自身が子どもの頃、母親に「とにかくたくさん書いて覚えなさい」と言われていた経験があったからでした。しかし、いくら愛田さんが「私もそうして覚えたんだから」と促しても、息子は嫌がっている様子です。

そこで今度は愛田さんの旦那さんが「5秒間漢字をじっと見て覚える」方法を伝授します。すると息子は、この方法をすんなり実践しようとしました。その様子を見ていた愛田さんは「なるほど」と感心しつつも同時にショックを受けてしまいます。理由は、先ほど愛田さん自身が息子に教えた勉強方法が「昔はこうだった」と過去の武勇伝を語るイヤな人のようではないかと考えてしまったからです。

同作の投稿へのコメントには「仕事でもついつい私が新人の頃〜とか話しちゃう」という共感や「気づかずにやってるかもしれない…気をつけます」といった注意発起になったとの意見など、さまざまな声があがっています。そこで同作について、作者の愛田さんに詳しく話を聞きました。

ー旦那さんの教え方を見たとき、ご自身の方法とどのような違いを感じましたか?そのときの率直な気持ちを教えてください。

旦那の教え方の方が手間も少なく、息子本人のウケもよかったです。でも最初は正直「私のやり方のほうが正しいのに」と思いましたね(笑)

ー「昔はこうだった」と語る人になっているのでは?と考える様子が描かれていますが、何か気づくきっかけのようなものはありましたか?その時の状況を詳しく聞きたいです!

夫が教えている様子を見ながら、自分が子ども時代にノートにびっしり書かされることに対して面倒くささや「これが本当に正解なのかな?」という疑問を感じながら、母に言われた通り渋々やっていたことを思い出したことがきっかけですね。

そうこう考えているうちに、自分が「これが正しい」と思い込んでいた部分をちらほら思い出すわけですよ。例えば「母乳で育てることが正しい」という話や、「3歳までの教育でその後の人生が決まる」みたいな話のように、昔の育児を信じて疑わない世代の考え方と重なることに気づきました。

育児を終えた世代の人たちが、過去のやり方を信じ続けるのと同じように、自分も「正解」に固執していたんだなと思いゾッとしました。それと同時に、親の提案を強要することが「普通」なのではなくなった現状は良いことだと感じています。

<愛田あいさん関連情報>
▽Instagram
https://www.instagram.com/ai_oekaki_mama/
▽公式ブログ
https://ai-oekaki-mama.com/category/enjoymylife/

(海川 まこと/漫画収集家)

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