<ノルディックスキー・ジャンプ:雪印メグミルクカツゲン杯>◇25日◇札幌市宮の森ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS100メートル)
レジェンド葛西紀明(52=土屋ホーム)がW杯札幌大会後初戦となる国内大会に臨み、合計208・6点で3位に入った。
国内大会では1日TVh杯と16日雪印メグミルク杯(ともに札幌市大倉山ジャンプ競技場)で連勝。3戦連続表彰台に立った。1回目K点越えの91・5メートルで2位につけ、2回目は88メートルだった。「イマイチかな。いいジャンプができそうなんですけどね。できそうでできない感じ」ともどかしそうに言った。
W杯札幌大会では16日に予選を突破して、ギネス世界記録を更新するW杯個人最多の通算579戦目出場を果たすも、45位だった。W杯では飛び出しに失敗したが、修正。「W杯よりはいい。前の感じに戻したらまた飛べるようになったので、『やっぱりここだったか』っていう」と、改善している実感がある。
3月にはW杯下部大会のコンチネンタル杯の遠征メンバーに入る見込み。それまでは国内大会で調整を進める。26日は同じ会場での札幌五輪記念に出場する。「今日はしょうがない。明日っすね」と気持ちを切り替えていた。【保坂果那】
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