1月27日に観測された小惑星「2024 YR4」(米航空宇宙局=NASAなど提供・AFP時事) 2032年12月に地球に衝突する可能性があると予測されていた小惑星「2024 YR4」について、米航空宇宙局(NASA)は25日までに、衝突の恐れはほぼなくなったと発表した。
小惑星は昨年12月に発見され、直径は40〜90メートルと推定。観測による軌道予測から最大3.1%まで衝突確率が上昇したが、その後の観測で予測誤差が小さくなった結果、衝突の恐れはほぼなくなった。欧州宇宙機関(ESA)も、確率は0.001%まで下がったとしている。
一方、NASAによると、月面に衝突する可能性は1.7%あるという。