故渡辺恒雄さんの遺影が置かれた祭壇=25日午前、東京都千代田区(読売新聞社提供) 昨年12月に98歳で死去した読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄さんのお別れの会が25日、東京都千代田区の帝国ホテルで営まれた。石破茂首相や経団連の十倉雅和会長、プロ野球巨人の長嶋茂雄終身名誉監督ら各界から約3900人が参列した。
参列者は、遺影が飾られた祭壇前の献花台に白のカーネーションを手向け、冥福を祈った。会場には、生前に自身の葬儀で使うよう選んでいたクラシック音楽が流された。別室では、渡辺さんの活動を振り返る追悼展が催され、パネルが並び、再現された執務室などが展示された。