末脚の持続力は“現役屈指” 馬体派記者が「レース適性は最上位」と語った中山記念出走馬とは

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2025年02月25日 20:45  netkeiba

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アルナシーム(2月20日撮影、(c)netkeiba)
 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が24日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。2日(日)に中山競馬場で行われる中山記念(4歳上・GII・芝1800m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏は複数頭の名前を挙げたが、アルナシーム(牡6、栗東・橋口慎介厩舎)を真っ先にピックアップした。「叔父の皐月賞馬アルアイン同様に、ロングスパート能力に長けた馬体の作り」と解説し、「ヨロが発達した容積の広い臀部の筋肉は、キック力を司る半腱半膜様筋、大腿二頭筋も高品質」と絶賛。「一瞬の排気量ではGI級の切れ者に劣るかも知れませんが」と前置きしつつも、「一定のスピードを持続する運動神経は現役屈指だと思う」と述べた。実際に前走の中山金杯では、3F目からゴールまで11秒8〜12秒0のラップが並ぶ超ロングスパート戦を勝利している。

 続けて、「腰から臀部にかけてをグイッと持ち上げた立ち姿勢は好調の証」と口にし、「アルナシームも胴をスラッと見せ、後肢を長く見せる立ち写真の時に好走している」と指摘。「毛が伸びやすい厳冬期の鹿毛で、これだけツヤ感を出せる馬はほとんどいない」「今回も代謝の良さが肢体の輝きから見てとれる」と状態面も褒めちぎった。中山記念は一瞬の切れよりも、末脚の持続力が求められる舞台。「レース適性、コンディションともに最上位で、本命視したくなる好馬体です」と重賞連勝を期待した。

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