逆転でのタイトル獲得へ…アルテタ監督がチームに自信「もっと上を目指したい」

　アーセナルのミケル・アルテタ監督がリーグ戦に向けてコメントした。25日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　22日に行われたプレミアリーグ第26節ウェストハム戦で黒星を喫したアーセナルは、26日に第27節ノッティンガム・フォレスト戦を迎える。首位リヴァプールとは勝ち点差「11」をつけられて2位に位置しているが、アルテタ監督は「選手やスタッフと共に日々努力し、さまざまな困難を乗り越えようとすることは、非常に満足感のあることだ」と次節に向けてコメント。

　また「シーズン開幕時に『この時点で5試合も退場者を出し、そのすべてで30分以上10人で戦い、さらにこれだけの選手を負傷で失う』と言われたら、おそらく中位に沈み、チャンピオンズリーグ圏外になっているだろうと誰もが思うはずだ。しかし、実際にはそうなっていない。それが、このチームのレジリエンス（回復力）と野心の証だ。それこそが私が最も誇りに思っていることの一つであり、ここまで来たら、もっと上を目指したい」と自信を口にした。

　さらにアーセナルがまだプレミアリーグを優勝できると信じているかと問われた同監督は「もし無理だと思うなら、私は家に帰るよ」と語ると「数学的に可能なら、戦うしかない。そして試合はまだ残っている。我々は戦い続ける。プレミアリーグを制するには、特別なことを成し遂げなければならない。そして、今の状況で優勝するには、おそらくリーグの歴史上誰も成し遂げたことのない偉業を達成する必要があるだろう」と語り、タイトル獲得へ諦めない姿勢を示している。