『激情バニッシュ演劇「咎狗の血」』ティザービジュアル (C)2005 NITRO ORIGIN (C)激情バニッシュ演劇「咎狗の血」製作委員会20周年を迎えるBLゲーム『咎狗の血』が舞台化し、2025年8月に新宿FACEにて公演決定。その発表にファンたちは驚き、SNSではトレンド1桁台にランクインする大きな盛り上がりとなった。
『咎狗の血(とがいぬ の ち)』は、ニトロキラルのデビュー作として2005年2月にリリースされたボーイズラブゲーム。それまでのBLゲームにはなかった硬質な世界観と、真正面から描かれる人間の愛憎劇で衝撃のデビューを果たした作品だ。その後はコンシューマーゲームや携帯アプリ・スマートフォンアプリに移植され、シリーズ累計20万本以上のセールスを記録。今なお多くのファンに支持されている。
物語の舞台は終戦から数年が経過した頃、犯罪組織ヴィスキオに乗っ取られ退廃した街トシマ。そこでは、組織の王座を巡る命がけのバトルゲーム「イグラ」が開催されていた。無実の罪を着せられた主人公・アキラは、無罪放免の交換条件にイグラに参加することに。そこでヴィスキオの王(イル・レ)を倒し、組織を殲滅させるよう迫られる。
無法の街へと乗り込むアキラと、彼を巡る人間模様。欲望、恐怖、裏切り、そして愛……。さまざまな激情と真実の交差が、アキラの運命を変えていくというストーリーだ。
このたび決定した舞台の演出・脚本は中屋敷法仁、内田裕基のタッグが担当。そして主人公・アキラ役の高橋祐理をはじめとする、2.5次元舞台で活躍するキャスト情報が公開された。公演名は『激情バニッシュ演劇「咎狗の血」』に決定。BLゲーム不朽の名作である本作が、20周年という記念すべき2025年に満を持して舞台化となる。
驚きの発表に、SNSは騒然。ファンたちは「!?!?!?!?!?令和に咎狗の血が舞台化……???」「え?マ、マ、マ???」「ちょっっっっっっっ…と待って嘘でしょ!?!??」「いや、そもそも20年前の作品……?」と驚きを隠せない反応を多く見せた。
そしてX(旧Twitter)のトレンド1桁台にも長らくランクインし、「トレンドに咎狗の血があると思ったら舞台化〜〜〜!!???」「待て待て今何年のトレンド見てるんだ…」と嬉しく困惑するコメントも多数集まっていく。「当時は一大ムーブメントを巻き起こしただぞ……」「あの頃の自分に伝えてあげたい」「このゲームのせいでオタク拗らせたんだが」など、当時を振り返る投稿も寄せられた。
また原作は選択肢によって物語が分岐するが、舞台では全5ルートを上演。一体どのルートが、どのように上演されるのかはまだ明らかになっておらず、「ルート別展開もあるだと!?」「どのルートでも良い…わ、わぁ……」「全ルート1回は絶対観るわよ!!」と早くも期待を寄せるファンも続出。今後の情報を楽しみに待とう。
本作は2010年にアニメ化もされており、アキラ役の鳥海浩輔をはじめ、杉田智和、緑川光、福山潤、小西克幸など、今なお大人気の豪華声優陣が出演。それ以降は特に大きなメディアミックスは行われておらず、このたびの舞台化は久々の動きとなった。
『激情バニッシュ演劇「咎狗の血」』は、新宿FACEにて8月より公演予定。詳細は公式サイトや公式Xまで。
<公演情報>
【公演名】
激情バニッシュ演劇「咎狗の血」
【期間】
2025年8月
【劇場】
新宿FACE
【原作】
ニトロキラル
【演出】
中屋敷法仁
【脚本】
内田裕基
【キャスト】
アキラ:高橋祐理
ケイスケ:田中朝陽 リン:伊崎龍次郎 源泉:林田航平 シキ:中本大賀
エマ:原田理央 キリヲ:滝川広大 グンジ:坂田大夢
アルビトロ:藤原祐規
n:武子直輝
【制作】
ゴーチ・ブラザーズ
【主催】
激情バニッシュ演劇「咎狗の血」製作委員会
(C)2005 NITRO ORIGIN (C)激情バニッシュ演劇「咎狗の血」製作委員会