マンチェスター・シティMFニコ・ゴンザレス[写真]=Getty Images マンチェスター・シティに所属するスペイン人MFニコ・ゴンザレスは、自身が同クラブ所属MFロドリの代役であるとの見方を否定した。地元メディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。
バルセロナの下部組織『ラ・マシア』出身、現在23歳のゴンザレスは、2021年8月、ラ・リーガ第1節のレアル・ソシエダ戦でトップチームデビューを果たした。その後、バレンシアへのローン移籍を経て、2023年7月にポルトへ移籍。そして今季の冬の移籍市場最終日である今月3日に、移籍金6000万ユーロ(約94億円)でマンチェスター・シティへ加入した。
ポルトではこれまで攻撃的な役割を任されることも多かったゴンサレスだが、新天地では負傷離脱中のロドリと同じボランチの位置でも起用されており、第25節のニューカッスル戦後にはジョゼップ・グアルディオラ監督から「ミニ・ロドリだ」と称賛された。
しかし、本人は周囲からの期待の高まりに動じず、至って冷静なままのようだ。ゴンサレスは、自身が『ロドリの代役』であるという見方や重圧について「僕はそうは思っていない」と否定したうえで、「どの試合も、ただ勝利のためにプレーしているだけだ。いま、チームはみんなが団結している。僕がプレーするのか、コヴァ(マテオ・コヴァチッチ)がプレーするのか、あるいは他の誰かがプレーするのかは問題じゃない。僕は自分をロドリの代わりだとは思っていない。別の選手だと思っている」とコメント。
チームは第26節のリヴァプール戦で敗北を喫したが、「ただ時間が必要なだけだと思う」とポジティブに語り、「選手たち全員が熱意と勇気を持ってプレーしているのがわかった。ニューカッスル戦では本当にいい試合ができていた。リヴァプール戦でもいい試合ができていた。僕たちの状況を理解し、リヴァプール戦のように毎試合戦わなければいけない」と今後に向けて自信をのぞかせた。