ニトリが小さな「ホットプレート」を発売、「未使用時の収納に困る」に応えた

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2025年02月26日 11:01  ITmedia ビジネスオンライン

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ニトリがミニホットプレートを発売

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日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。


 ニトリ(札幌市)は、立てて収納できる「Tatte!」(タッテ)シリーズから「ミニホットプレート FP2C03」を発売した。価格は1990円。


 ホットプレートは家庭で使われている調理家電のひとつだが、ニトリが使用状況を調査したところ、「使用は月に1〜2回」と答えた人が最も多く、「未使用時の収納に困る」という声が目立った。ニトリは、利用者が感じる収納やサイズの不満を解消するため、省スペースで収納できる「Tatte!」シリーズのホットプレートを2024年から発売している。


 Tatte!シリーズのホットプレートではホットプレートやグリル鍋は丸形という概念を捨て、立てて置けるように四角型に変更し、側面の角度も調整。ガラスふた付きや、2枚プレートのホットプレートはマジックベルトを着け、ひとつにまとめられるようにした。


 今回発売するのは、1人用サイズのミニホットプレート。本体サイズは幅が約303ミリ、奥行きが約210ミリで、「自分専用にモーニングセットを調理したり、一人焼肉をしたりするのにちょうどよいサイズ」(ニトリ)だという。本体と一体になった電源ケーブルを裏面に巻き付け、狭いスペースにも置けるようにした。


 プレートは汚れが付きにくいふっ素コーティング加工を施した。プレートは本体から取り外せないため、使用後は残った油分や調理カスなどをやわらかいキッチンペーパーなどで除去し、表面を傷つけないよう、水を含ませた布でふき取るよう案内している。


 重さは1キロ、電源コードは約1.4メートル、定格消費電力は700Wで温度ヒューズは260度。


 ニトリは「今後もTatte!シリーズを拡大していきたい。少人数世帯向けのミニタイプや、折りたためる機能を付けてより省スペースにしたもの、ホットプレート以外でも電気グリル鍋などへと拡大していく予定」とコメントした。



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