ブライトンを率いるヒュルツェラー監督 [写真]=Getty Images ブライトンを率いるファビアン・ヒュルツェラー監督が、ボーンマス戦を振り返った。25日、クラブ公式サイトが伝えている。
プレミアリーグ第27節が25日に行われ、ブライトンはボーンマスと対戦。12分にジョアン・ペドロのPK弾で先制すると、61分には同点に追いつかれたが、75分にダニー・ウェルベックが勝ち越しゴールを奪い、フル出場した三笘薫は公式戦4戦連発とならなかったものの、2−1で勝利を収めた。
試合後、ヒュルツェラー監督は「前半はデュエルやセカンドボールで何度も勝ち、リードするに値した。ハーフタイムまでに2点リードしていた可能性もあったけど、それは変えられないことだ。再び集中し直さなければならず、そのように努めたけど、後半は苦しんだね」と振り返りながら、次のように続けた。
「ゴールは突然生まれ、素晴らしいシュートだった。その後は団結する必要があった。それほど積極的ではなく、ボーンマスが試合をコントロールした。勢いが少し変わって、私たちにとっては難しい状況だったが、最終的には幸運な勝利だった」
「私たちは基本を正しくやった。プレミアリーグで試合に勝つことはとても難しいことだ。相手を追い越して、デュエルに勝つように努めた。それが試合に勝つための鍵だった。全員に守備の責任があり、チームとしてそれを実感した。私たちは一緒に守備して、攻撃したいと考えていた。今夜は限界まで攻めた。私たちにとっては最も美しい試合ではなかったけど、非常に効果的だった」
なお、今月1日に行われたノッティンガム・フォレスト戦に0−7で大敗したブライトンだが、これ以降は公式戦4連勝を飾り、リーグ戦の順位を暫定ながら8位に上げたほか、7位ボーンマスとは勝ち点で並ぶことにも成功した。さらに、暫定4位のチェルシーとは勝ち点「3」差となっていることから、来季の欧州カップ戦の出場権獲得にも期待がかかっているが、ヒュルツェラー監督は慎重な姿勢を強調した。
「私は1勝や1敗にこだわりすぎるのは好きではない。ノッティンガム・フォレスト戦で大敗した時もリアクションが最も重要なことだった。一生懸命努力して、1試合1試合何が起きるかを見ていかなければならない」
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