『MLB Tokyo Series』 3月に東京ドームで開催されるMLB開幕戦『MLB Tokyo Series presented by Guggenheim』のチケットが不正に転売されている状況を受け、公式サイトで注意が呼びかけられている。
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公式サイトでは「不正転売チケットの取り扱いについて」とし、「大変残念なことに、『MLB Tokyo Series presented by Guggenheim』のチケットが転売サイト等に高額出品される事案が相次いでいます。チケットの不正転売は、野球ファンの皆さまが公平、公正に試合を観戦する機会を奪うもので、やめていただくようお願いいたします」と呼びかけた。
「本シリーズのチケットは、『特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律』(チケット不正転売禁止法)に定められた『特定興行入場券』に該当し、不正転売をすることや、不正転売を目的としてチケットを譲り受けることは同法で禁止されています。違反した場合は刑事罰が科され、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、またはその両方が科されることがあります」と注意を促した。
「また、本シリーズは、日本のプロ野球の試合と同様に試合観戦契約約款を適用しています。試合観戦契約約款では主催者の許可を得ずチケットを転売することは禁止されています」とし、「読売新聞社及び日本野球機構は現在、転売サイトに対し、チケットの出品者情報の開示請求を行うなど調査を進めています。不正転売が確認されたチケットについては無効とし、当該チケットでの入場をお断りすることがあります」とした。
「読売新聞社及び日本野球機構は不正転売者を警察に通報するほか、試合観戦契約約款に基づいてチケットの販売拒否等の措置を取ります。転売サイト等でのチケットの出品や購入はやめていただくよう重ねてお願いいたします」と記した。
転売サイトでは、ドジャース対カブスの開幕戦チケットが安くて1枚20万円、「指定席SSS」は1枚200万円で出品されている。