画像提供:マイナビニュースJR東日本千葉支社は26日、鉄道イベント「NARI FES! 2025」を3月22日に成田駅周辺で開催すると発表した。ファミリーから鉄道ファンまで楽しめるイベントとして、成田駅東口駅前広場、成田保線技術センター前駐車場、成田駅電留線の3エリアで多彩なプログラムを実施する。
成田駅電留線では、房総を代表する209系を用いた親子向けの車掌体験会、「B.B.BASE」と209系の写真撮影会を実施。車掌体験会は209系のドア開閉や車内放送、POS操作体験など行う。親子6組(小学生4年生から中学生までの子とその親の1名ずつを1組とする)限定とされ、参加費は1組1万円。撮影会は高校生以上を対象に行われ、参加費は1人1万3,000円となる。どちらも「JRE MALL チケット」JR東日本千葉支社店のサイトで販売する。
成田保線技術センター前駐車場エリアでは、線路点検車の乗車体験や駅のオリジナル放送作成体験を有料で実施。線路点検車の乗車体験は、保線作業で使用する車両に乗車し、社員から保線業務の説明を聞ける。1回15分で、料金は1組(2名まで)2,000円。駅のオリジナル放送作成体験は、駅で流れる自動放送装置を組み合わせ、自分だけの駅放送を作成できる。体験時間は30分間とされ、料金は1万円。事前予約制で行われ、「JRE MALL チケット」JR東日本千葉支社店のサイトで販売する。
同エリアで発車メロディや連動盤の操作体験、模擬踏切での安全体験など、鉄道業務に関連したさまざまな体験も用意。軌陸車や緊急車の展示、模擬LED発車標を使った記念撮影も行われる。
東口駅前広場では、地域団体による特設ステージを設けるほか、線路内の落とし物拾得体験をはじめとする「駅のお仕事体験」、千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」や成田市の「うなりくん」、JR東日本千葉支社の「駅長犬」との写真撮影などを行う。なお、イベント当日は成田駅東口周辺で「第6回ナリタノヒカリ『昭和100年記念 裏参道食べ歩きフェス』」も開催される。(佐々木康弘)