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就業先を偽ってスリランカ人男性の在留資格の更新手続きをしたとして、神奈川県警国際捜査課は26日、スリランカ国籍の会社員、モハメド・ラファイディン・モハメド・シファン容疑者(43)=藤沢市用田=を入管難民法違反(虚偽申請)の疑いで逮捕した。
県警は、容疑者がスリランカ人相手に在留資格の申請を代行する仲介組織の一員とみている。その組織が1000人以上の虚偽申請に関与した可能性があるとみて調べている。
逮捕容疑は2023年8月、自身を代表者とする実体のない輸出入会社でスリランカ人男性が勤務しているように偽って、東京出入国在留管理局に在留期間の更新をしたとしている。県警は、認否を明らかにしていない。
男性は実際には、群馬県の派遣会社を通じて本来は就労できない倉庫作業員として働いていた。【柿崎誠】
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