攻撃陣沈黙のU20日本代表、アジアカップは準決勝で敗退…U20オーストラリア代表に0−2の敗戦

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2025年02月26日 23:03  サッカーキング

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U−20オーストラリア代表が決勝に進出 [写真]=2025 Asian Football Confederation
 AFC U20アジアカップ中国2025・準決勝が26日に行われ、U−20オーストラリア代表とU−20日本代表が対戦した。

 U−20タイ代表、U−20シリア代表、U−20韓国代表と同居したグループDを1勝2分の勝ち点「5」で2位通過したU−20日本代表。準々決勝ではグループCを3戦全勝で突破したU−20イラン代表と激突し、PK戦の末に勝ち抜きを決め『2025 FIFA U−20ワールドカップ』への出場権を獲得した。若き“サムライブルー”の次なるミッションはアジア制覇。決勝進出をかけてU−20オーストラリア代表と対戦する。

 試合は立ち上がりから緊張感のある展開となり、互いにシュートまで持ち込めない時間が続く。前半最大のチャンスを作ったのはU−20オーストラリア代表。33分に自陣でのビルドアップから相手のプレスを剥がし、敵陣中央でボールを受けたアレクサンダー・バドラートがワンタッチで前線にパスを送る。滞空時間の長いボールをムサ・トゥーレが前向きで収め、胸トラップから右足を一振り。だが、シュートは枠に上に外れてしまった。

 前半終了時点で両者3本ずつシュートを放ったものの、枠内数はともに0本。こう着状態となった45分間はスコアレスで終了し、ハーフタイムに突入した。

 そんななか、49分にU−20オーストラリア代表が均衡を破る。ポール・オコン・エングストラーが右サイドに散らし、パスを受けたダニエル・ベニーの外側をジョニー・ユルがオーバーラップ。縦に流したボールをダイレクトで折り返すと、ゴール前に飛び込んできたムサ・トゥーレが反応。右足で合わせてネットを揺らし、先制弾を挙げた。

 一方のU−20日本代表も、途中出場の大関友翔が59分にゴールへと迫る。右サイドでのスローインからプレーが再開され、ボールを持った土屋櫂大が中島洋太朗に縦パス。前を向いて大関に繋ぐと、反転からドリブルで中央に切り込む。ペナルティエリア手前で思い切りよく左足を振り抜き、強烈なミドルシュートがゴール方向へ。しかし、ボールは惜しくもクロスバーに直撃してしまった。

 すると、67分にU−20オーストラリア代表がリードを広げる。最終ラインでパスを繋ぐ相手にプレスをかけ、ムサ・トゥーレが前線でインターセプト。テンポ良くパスを交換し、ボックス手前にポジションを取ったジェイラン・ピアマンへとボールがわたる。右足でコントロールショットを狙うと、ボールはGK後藤亘の手を弾いてゴールイン。大きな追加点をマークした。

 結局、そのまま試合は2−0で終了。U−20日本代表は準決勝で敗退となった。決勝は日本時間3月1日の20:30キックオフ予定でU−20オーストラリア代表とサウジアラビア代表が対戦。試合の模様は『DAZN』にて無料独占ライブ配信される。

【スコア】
U−20オーストラリア代表 2−0 U−20日本代表

【得点者】
1−0 49分 ムサ・トゥーレ(U−20オーストラリア代表)
2−0 67分 ジェイラン・ピアマン(U−20オーストラリア代表)

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