J1第3節の10試合が行われた [写真]=兼子愼一郎/清原茂樹/渡邉俊介/金田慎平 2025明治安田生命J1リーグ第3節の10試合が26日に行われた。
湘南ベルマーレは浦和レッズと対戦し、湘南が26分に見事な崩しから福田翔生のゴールで先制し、49分には鈴木章斗が追加点となる得点を挙げた。62分に浦和が1点を返したがあと1点及ばなかった。湘南はこの勝利でクラブ史上初となる開幕3連勝を達成した。
ともに開幕から2連勝している清水エスパルスとサンフレッチェ広島による一戦は、12分に荒木隼人のオウンゴールで清水が一歩リードする展開となったが、広島も65分に塩谷司のゴールで同点とし、1−1というスコアで勝ち点「1」を分け合った。
FC町田ゼルビアと東京ヴェルディによる“東京クラシック”は、13分に齋藤功佑のゴールで東京Vが先制。スコアはそのまま動かず、東京Vが今季初勝利を収めた。
横浜F・マリノスと横浜FCによる“横浜ダービー”は、横浜FCの鈴木武蔵が開始早々に負傷交代するというアクシデントに見舞われた。互いに全く譲らずスコアレスドローで終了した。
鹿島アントラーズは、今季まだ勝利がないアルビレックス新潟との試合に臨んだ。10分に鹿島が小池龍太のゴールで先制に成功したあと、前半終了間際の44分に新潟が同点に追いついたが、78分に新潟の稲村隼翔がオウンゴールを献上し、鹿島が勝ち越しに成功。新潟の初勝利は持ち越しとなり、鹿島はこれでホームゲーム24試合無敗でJ1最長タイ記録に王手をかけた。
川崎フロンターレは、長谷部茂利監督の古巣であるアビスパ福岡と対戦。15分にナッシム・ベン・カリファに先制点を許すが、42分に家長昭博のゴールで同点に追いつくと、85分にはエリソンのゴールで逆転に成功し、川崎Fが2−1で劇的な逆転勝利を収めた。
柏レイソルとセレッソ大阪による一戦は、アウェイのC大阪が北野颯太の得点で先制するも、後半から攻勢を強めた柏が66分に垣田裕暉、74分に木下康介がゴールを決めて、試合をひっくり返した。2−1で柏が勝利している。
昨季王者のヴィッセル神戸と今季初勝利を狙う京都サンガF.C.の試合は、13分にマルコ・トゥーリオのゴールで京都が先制した。しかし、後半アディショナルタイム11分に神戸の佐々木大樹が土壇場で同点ゴールを決め、1−1で引き分けた。
FC東京と名古屋グランパスの試合は、31分に山下敬大のゴールでFC東京が先制に成功。そして59分、佐藤恵允のゴールで追加点。対する名古屋も64分に1点を返したが、後半アディショナルタイムにFC東京がダメ押しの1点を奪い、試合は3−1でFC東京が勝利した。
ファジアーノ岡山とガンバ大阪の試合は、前半終了間際の45分に岡山の柳貴博が先制ゴール。後半開始すぐの48分には柳のクロスを一美和成が押し込んで追加点を挙げた。2−0で岡山が勝利を収めた。
今節の結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■J1第3節
▼2月26日(水)
横浜F・マリノス 0−0 横浜FC
湘南ベルマーレ 2−1 浦和レッズ
FC町田ゼルビア 0−1 東京ヴェルディ
清水エスパルス 1−1 サンフレッチェ広島
アビスパ福岡 1−2 川崎フロンターレ
柏レイソル 2−1 セレッソ大阪
ヴィッセル神戸 1−1 京都サンガ
FC東京 3−1 名古屋グランパス
鹿島アントラーズ 2−1 アルビレックス新潟
ファジアーノ岡山 2−0 ガンバ大阪
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 湘南(9/+3)
2位 川崎F(7/+5)
3位 清水(7/+3)
4位 柏(7/+2)
5位 広島(7/+2)
6位 鹿島(6/+4)
7位 岡山(6/+3)
8位 FC東京(6/+2)
9位 横浜FC(4/0)
10位 C大阪(3/+1)
11位 神戸(3/0)
12位 町田(3/−1)
13位 G大阪(3/−4)
14位 東京V(3/−4)
15位 浦和(2/−1)
16位 横浜FM(2/−1)
17位 京都(2/−2)
18位 新潟(1/−3)
19位 名古屋(1/−6)
20位 福岡(0/−3)
■J1第4節の対戦カード
▼3月1日(土)
13:00 横浜FM vs 湘南
14:00 鹿島 vs FC東京
15:00 神戸 vs 福岡
15:00 川崎F vs 京都
▼3月2日(日)
14:00 名古屋 vs 町田
14:00 東京V vs G大阪
14:00 新潟 vs C大阪
14:00 岡山 vs 清水
14:30 広島 vs 横浜FC
15:00 浦和 vs 柏