2025年F1プレシーズンテスト 角田裕毅(レーシングブルズ) バーレーンでのF1プレシーズンテストが2月26日にスタートし、レーシングブルズは午前に角田裕毅、午後にアイザック・ハジャルを走らせた。10チームの20人のドライバーが走行するなかで、角田は10番手、ハジャルは11番手のタイムを記録した。
午前セッションを担当した角田は、78周を走りこみ、4番手タイム(1分31秒610/C3タイヤ)をマーク。初日全体では10番手となった。
角田は、マシンはほぼ予想どおりの挙動を見せ、大きな問題はなかったと述べている。
「多くのデータを収集できた良い一日でした。初日は主に、マシンの特性と挙動を理解することに重点を置きました。マシンは概ね予想していたとおりに機能していたので、それはポジティブなことです」
「もちろん確認すべき点はいくつかありますが、それがプレシーズンテストの目的です。大きな問題はなかったので、シーズンオフに良い仕事をしてくれたチームを称えたいです。次の2日間を楽しみにしています」
今年F1デビューを飾るハジャルは、午後のセッションでは7番手、総合では11番手(1分31秒631/C3タイヤ/76周)でテスト初日を締めくった。
「楽しかったよ! 予定していたプログラムをこなし、快適に走ることができた」とハジャルは述べた。
「もちろん、これは始まりに過ぎないので、特にショートランに関してやるべきことがたくさんある。僕にとって(レギュラードライバーになってから)初めての公式テストだった。うまくいったし、すぐに適応できたから、良い初日だったと思う」
レーシングディレクターのアラン・パーメインはテスト作業は順調に進み、良い一日を過ごせたとコメントしている。
「VCARB 02にとって堅実なスタートだった。一日がほぼ予定どおりに進み、ドライバーふたりで400km以上を走り切った。彼らは概ね満足していたが、もちろんまだ走行を始めたばかりだし、コンディションに対処する必要もあった。今日は、コース上の温度が非常に低く、風がとても強かった」
「ドラマは何もなく、予定していたプログラムを完了した。残りの2日間に取り組む準備はできている」
レーシングブルズは、2日目にも午前に角田、午後にハジャルを走らせる予定だ。