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インターネットで購入した商品を配達してもらう際、「置き配」を選ぶ人は多いのではないでしょうか。時間を気にする必要がないため、配達員にとっても便利なシステムかと思いきや、意外な苦労もあるようです。
【漫画】「小さい荷物・軽い荷物は置き配する方も怖い…の話」全編を読む
漫画家のゆきたこーすけさんは、元宅配便ドライバーとして働いていた経験を描いた漫画をX(旧Twitter)に投稿し、配達員のリアルな実態を伝えています。
ある時、玄関前に置き配をしようとしたゆきたさんは、荷物を手に悩んでいました。なぜなら、手にしていたのは封筒サイズの軽い小物だったためです。「もしかしたら風で飛んで行ってしまうかも…」と躊躇してしまいます。
ふと玄関の周りを見渡すと、「置き配 この中へ」と書かれた紙が貼ってあるコンテナボックスを発見します。こうして、コンテナボックスの中に荷物を入れ、ホッとして立ち去るゆきたさんでした。置き配用のコンテナボックスがある安心感は絶大なようです。そこで、同作についてゆきたさんに詳しく話を聞きました。
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ー配達員として、どのくらいの期間働いていましたか?
大手宅配会社の社員として18年勤務しました。退社後は漫画を描きながら、フードデリバリーなどの副業もやってきました。
ー配達員としてのご自身の経験をテーマにしたマンガを描こうと思ったきっかけはなんですか?
もともと描き始めたのは宅配会社にいた時に、社内新聞に4コマを描いてくれと頼まれたのがきっかけでした。毎日の仕事をテーマに描いていたのですが、評判が良かったので、もっとたくさんの人に読んでもらえるようにとブログを始めました。
ーお話の中では置き配用のコンテナボックスを発見し事なきを得ましたが、小さい荷物・軽い荷物を配達する際、置き配ボックスがない場合はどうするのですが?
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ポストに入るものはポストに入れますし、お客さんが在宅の場合は手渡しをします。また自前でビニール袋を用意しており、ドアノブに縛りつけることもあります。どれも出来ない場合や危険だと判断した場合は、不在票を入れて持ち戻ります。
ー実際に置き配をしたあとに、「飛んで行ったら…」「雨に濡れたら…」という不安が的中し、クレームが入ったことはあったのでしょうか?
ありません。ただ、あれだけたくさんの荷物を置き配していると、細心の注意を払っていても、何かやらかしてしまうことはあるかもしれないなと正直思います。
(海川 まこと/漫画収集家)
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