「55泊170万円」食欲がなくなる薬についての投稿が話題「痩せれてお金もらえて夢のよう」55泊の治験生活とは?

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2025年02月27日 07:40  まいどなニュース

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55泊170万円の食欲がなくなる痩せ薬の治験参加者の投稿が話題に(いらすとやより)

「55泊170万円の食欲が無くなる痩せ薬の治験に参加したことがあるんだけど、試験途中に少しずつ入金されるお金で美味しいものを食べて逆に太っていく人もいて、プラセボ担当が誰なのかが一目瞭然でおもろかった」

【話題になった投稿】実際の投稿を見る

瘦せ薬の治験(※)に参加したことを、X(旧Twitter)で報告したnuunさん(@realNuun)。55泊で170万円の報酬を得られ、瘦せ薬を飲んだ人とプラセボ(偽薬)を飲んだ人の結果が歴然としていたことをつぶやいたところ、興味津々の人たちからコメントが多数寄せられ、話題になりました。

「外出できるんですか?」

「痩せれて お金もらえて ご飯も出るのかな? 夢のような治験だね」
「それは 参加してみたいw」
「面白そうだけど55日間拘束されるのはキツイ」
「55泊を6回することで330泊……170×6は1020万……ずっと痩せずに参加できれば年収1000万プレイヤー」
「外出できるんですか?」

「治験」とは、医薬品の実験に参加することで報酬を得られるアルバイト。今回nuunさんが参加したのは、開発中の痩せる薬の有効性を調べるために、被験薬(偽薬)と対照薬を比較するもの。55泊の治験…どんな生活を送っていたのでしょう? nuunさんに聞きました。

入退院の繰り返し…入院中の食事、食べられる人と食べられない人が歴然

――55泊間の痩せ薬の治験に参加したとのこと。外出はできたのでしょうか。

「具体的な数値はうろ覚えですか、『2週間入院→1ヶ月外泊→1週間入院→2週間外泊』のような形で入退院を繰り返していました」 

――入退院を繰り返しながらの生活ですね。

「はい。入院中は外出できませんが、院内で1時間あるいは30分ごとの採血や注射のタイミングでベッドにいる必要はあるものの、それ以外はゲームや仕事や勉強をしたりして自由に過ごしていました。外泊中の行動については基本的に何も指定されていなかったと思います」 

――「試験途中に少しずつ入金されるお金で美味しいものを食べて逆に太っていく人もいて、プラセボ担当が誰なのかが一目瞭然でおもろかった」とのことですが。

「おいしいものを食べている瞬間をみているわけではなく、入院のたびに顔馴染みの他の被験者が太っていくのを見ていた形です」 

――つまり、太っていく方を見られて、その参加者がプラセボ(偽薬)担当と分かったと。

「そうですね。入院中は毎食、全員が決まったお弁当やサンドイッチやゼリーなどを出されるのですが、食べられなければ食べなくても問題ありませんでした。入院中の食事でも明確に食べられる人間と食べられない人間に分かれていたのでプラセボの人は簡単に分かったです。また外泊中は何を食べても問題ありませんでした。自分は普段は食欲旺盛なのですが、食欲がかなり失せ、試験後には10キロぐらい体重が落ちていた気がします」 

――初めての55泊の治験だったかと思われますが、ご参加されてみてどう思った?

「多くの治験は長くても2週間程度で数十万円程度の報酬のため、170万円はかなりありがたかったです。健康を損なうリスクもありますが、170万円を例えば肉体労働で稼ぐよりも事故の確率は少ないと見積もっていました。28歳で医学部の再受験を受けるために入院中に勉強を続けている人もいました。若く健康で暇な男性であれば参加するのはおすすめです」 

※治験は、あくまでも薬の効果を試すものであり、予期しない副作用が出る可能性があるので参加についてはかかりつけ医に相談するなど慎重に検討されてください。

(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)

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  • 「痩せれて」ってなんだよ、ばーか。まともに日本語も使えん 基 地 外 か。
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