琵琶湖周辺で17年前に発見の切断遺体 男性受刑者を本格聴取へ
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2025年02月27日 10:48 毎日新聞
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遺体の一部が見つかった琵琶湖岸近くを捜索する滋賀県警の捜査員ら=滋賀県近江八幡市牧町で2008年5月17日、後藤由耶撮影 滋賀県の琵琶湖周辺で17年前、切断された男性の遺体が見つかった事件で、滋賀県警は、別の殺人事件で服役中で知人の男性受刑者(74)が事件に関与した疑いがあるとして、27日にも本格的な聴取に乗り出す方針を固めた。捜査関係者への取材で明らかになった。
遺体で見つかったのは、職業不詳の川本秀行さん(当時39歳)=滋賀県野洲市。2008年5〜6月、琵琶湖周辺の同県近江八幡市や大津市で切断された遺体の一部が相次いで発見された。
県警は近江八幡署に捜査本部を設置し、川本さんが何者かに殺害された可能性が高いとみて捜査を進めていた。
捜査関係者によると、事件への関与が浮上したのは川本さんの知人とされる男性受刑者。県警は18年、別の知人を殺害した後に遺体を切断したとしてこの受刑者を逮捕。受刑者は殺人罪などで有罪判決を受け、服役している。【菊池真由、飯塚りりん】
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