AKB48 19期研究生 白鳥沙怜(しらとり・さり)「自信に繋がればいいなとAKB48のオーディションを受けました」【連載 なんで令和にAKB48?】

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2025年02月27日 12:10  週プレNEWS

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2005年(平成17年)12月8日に秋葉原で産声を上げたAKB48。前田敦子、高橋みなみ、小嶋陽菜、篠田麻里子、大島優子、指原莉乃ら数々のスターを生み出し、誰もが知る国民的アイドルグループとなった。

あれから十数年、元号は令和に変わり、また新たなスター候補生が続々と加入している。当時とは異なる状況で、彼女たちは何を思いAKB48になろうとしたのか? どこを目指すのか? フレッシュメンバーの魅力を深掘りインタビューでお届けする連載「なんで令和にAKB48?」。

第18回は東京都出身、19期研究生の白鳥沙怜(しらとり・さり)。ダンスが得意な中学生メンバー。前編はAKB48に入るまでのこと、スポーツをやっていた幼少期やオーディションの話などを語ってもらいました。

【写真】白鳥沙怜のグラビア

■将来の夢は水泳選手で、幼稚園で1300メートル泳ぎました

――小さい頃はどんなコでしたか?

白鳥 今はアウトドアですが、小さい頃はインドアでおとなしいコでした。幼稚園に入ってスポーツをやるようになってから、明るい性格になりました。

――家ではどんなことをしていたんですか?

白鳥 4コ上のお姉ちゃんと歌っていました。あとお姉ちゃんは動画を撮るのが好きで、私にちょっかい出して、それを撮っていたらしいです。

――仲が良いんですね。幼稚園ではどんなスポーツを?

白鳥 体操や水泳をやっていました。授業で側転をやったり、プールで泳いだり。

――思った以上に本格的に運動する幼稚園なんですね。親が決めたの?

白鳥 いろんな幼稚園を見学した後に、どこが一番楽しかったか聞かれて「ここがいい!」と答えたみたいです。体を動かしたい願望があったのかもしれないですね。

――小さい頃に憧れていたいものはありますか?

白鳥 その頃はスポーツだけやっていたので、将来の夢は水泳選手になることでした。毎日水泳をしていたので、泳ぐことには自信があって。幼稚園を卒業するときに遠泳の課題をするんですけど、1300メートルも泳ぎました。

――すごい体力ですね。

白鳥 小学校に入ってからも水泳は続けていたんですけど、いきなり小6の人たちと同じ授業というのがキツくて辞めてしまいました。

――体操はどうなの?

白鳥 体操も幼稚園で辞めたんですけど、バク転まではできるようになりたいなと、小学校に入ってからもちょっとだけ体操教室に通ってできるようになりました。今はできないですけど、練習すればまたできるかも。

――小学校のころはどんな子だったの?

白鳥 4年生のときにクラス委員をやっていました。誰も立候補する人がいなくて、まわりの友達の推薦もあって。

――ちなみにお勉強はどうだったんですか?

白鳥 頑張ってはいたんですけど、学校が「外で遊ぶことも大事」みたいな校風だったので、基本は楽しく遊んで過ごしていました。でも今は中学でクラスの半分より上ぐらいの成績をキープできています。

――得意科目は?

白鳥 英語が好きです。今、英会話を習っていて、まだまだですけど、将来しゃべれるといいなと思っています。あと数学も問題を解くのが楽しいです。

――部活は何をやっていたんですか?

白鳥 バスケを小6から中1までやっていましたが、AKB48に入るタイミングで辞めちゃいました。

――何でやろうと思ったの?

白鳥 母がバスケをやっていて、私もできたらかっこいいなって。最初、授業でバスケをやったときに母に教えてもらったんです。そしたら「レッグスルー」を見せてくれて、かっこいいなと思いました。最近はプレーできていないけど、見るのも好きです。

――白鳥さんはダンスが得意ですよね。経験者?

白鳥 3歳からバレエを8年間やっていて、そのあとにK-POPダンスを2年間やっていました。バレエはお姉ちゃんもやっていて、お母さんの勧めで始めました。

――「白鳥」の名前でバレエ。『白鳥の湖』とか言われない?

白鳥 言われてました(笑)。バレエ自体、あまり得意じゃありませんでしたが、トゥシューズをもらえるまでは続けようと思って、そこまで頑張りました。それからK-POPダンスもやりたいなと思い、始めました。

■「オーディションでは笑顔でいようと、審査以外でもニコニコしてました」

――AKB48はどんなきっかけで入ろうとしたんですか?

白鳥 お母さんが「AKB48がメンバーを募集してるよ」と教えてくれて、受けようと思いました。

――今、14歳じゃないですか。そもそもAKB48は知っていましたか?

白鳥 もちろん知っていました。前田敦子さん、大島優子さんや指原莉乃さんとか。母や姉がAKB48の曲をよく聞いていたので。

――アイドルに憧れを持ち始めたのはいつぐらいから?

白鳥 小2のころ友達がTWICEさんにハマっていて、私も見るようになりアイドルになりたいなと。

――オーディションはどうでしたか?

白鳥 受かるとは思っていなくて、絶対に受かりたいという気持ちよりは「AKB48のオーディションを受けたんだ」という自信に繋がればいいなと思って受けました。

――親の反対とかなかったの?

白鳥 自立できるように、「自分のことは自分で決めなさい」という家だったので、特になかったです。

――オーディションに向けてやったことはある?

白鳥 柏木由紀さんが「オーディションに受かる条件」みたいな動画をYouTubeで公開していたので、それを見ていました。自分の良さを自分が知っておいたほうがいいとおっしゃっていて。

――オーディションはどうでしたか?

白鳥 緊張していたんですけど、とにかく笑顔でいようと思って。自分が審査をされてないときもずっとニコニコしてました。あと、奥本カイリちゃんが隣の席で、「『大乱闘スマッシュブラザーズ』で何のキャラ使ってる?」とかいろいろしゃべって緊張をほぐしていました。

――オーディション関係なく話していたんだ(笑)。

白鳥 そうですね。お姉ちゃんと同い年なので話しやすくて仲良くなりました。

――最終オーディションはどうでした?

白鳥 写真を撮る審査があったんです。指定されたポーズをするんですけど、うまくできなかったですね......。あまり手応えがなくて、成功でも失敗でもないというか、爪跡を残せたわけではなかったので、受かったことを聞いても自分の何が良かったのか分からなくて。今もそうですね。

――まわりの反応はいかがでした。

白鳥 家族からは「えっ?」って、すごい驚かれました。

――学校とかはどうでした?

白鳥 オーディションを受けていることは友達に言ってなくて。お披露目の翌日、記事を見た友達が「すごいね」って。

――クラスは大騒ぎでしたか?

白鳥 みんな気を使ってくれて大騒ぎにはならなかったですね。そっとしておいてほしかったので、良かったです(笑)。(後編に続く)


【連載「なんで令和にAKB48?」は木曜日更新。AKB48に入ってからの苦労や、将来の夢を語る後編は3月6日公開!】


●AKB48
2005年(平成17年)12月8日、秋葉原のAKB48劇場で1期生お披露目。
2022年(令和4年)5月4日に17期生、2023年4月9日に18期生、2024年3月17日に19期生、12月20日に20期生がデビュー。
65枚目シングル『まさかのConfession』が4月2日に発売予定! 最新情報は公式ホームページをチェック

●白鳥沙怜(しらとり・さり)
2010年9月10日生まれ 東京都出身
身長160cm 血液型=A型
Nickname=さりい
公式X【@sari_shiratori】
公式Instagram【@sari_shiratori】

取材・文/関根弘康 撮影/篠田直人

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