2025年F1プレシーズンテスト ピエール・ガスリー(アルピーヌ) バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われているF1のプレシーズンテストの初日を終え、アルピーヌのピエール・ガスリーとジャック・ドゥーハンは、新型マシン『A525』で合計140周を走った。
午前のセッションを担当したドゥーハンは、68周を走行して1分31秒841のベストタイムを出し、初日は総合14番手となった。一方ガスリーは午後にコースに出て72周を走行し、自己ベストタイムは1分31秒353で総合6番手だった。
なお午後はサーキットの停電により赤旗中断があったものの、ガスリーは生産的な初日を前向きに振り返った。
「午後は赤旗で少し中断されたが、それでも充実した1日だった」とガスリーはコメントした。
「セッションが延長され、走行時間を失うことなくプログラムを完了できたのはよかった。マシンはすぐに乗り心地がよくなった。ステアリングを握ったときの最初の感覚に満足している」
「すべてが期待どおりに機能した。僕たちは、今週の残りの日程で方向性を見出すための、さまざまなセットアップの検討を始めた」
「(2日目の)午前中も仕事を続け、ジャック(・ドゥーハン)と一緒にまた生産的な1日を過ごすのを楽しみにしている」
■あらゆるセットアップで優れた感触
午前中の走行を担当したドゥーハンは、本格的にシーズンをスタートできることを喜んだ。
「走行を楽しんだ。さまざまなセットアップやコンパウンドについて、素晴らしい感触を持てたので楽しかった」とドゥーハンは説明した。
「冬の間に作業をし、マシンを整えてこのテストに向けて準備をしてくれたエンストンとヴィリー(ヴィリー-シャティヨン)のチームの全員に心から感謝している」
「明日(2日目)の午後にはマシンに戻り、プログラムの作業を続ける予定だが、午前中はチームをサポートして注意深く見守るつもりだ」
テストは2日目も続き、ガスリーは午前のセッションを担当し、午後はドゥーハンに交代する予定だ。チームは、これからのシーズンに向けて準備を進めながら、A525のパフォーマンスに関する理解を深めることに引き続き注力している。プレシーズンテストを進めるにあたって、アルピーヌではさらなるアップデートが行われる予定だ。