SheBelieves Cup初優勝を飾ったなでしこジャパン [写真]=Getty Images 2025 SheBelieves Cup(シービリーブスカップ)第3節が26日(日本時間27日)に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)はアメリカ女子代表と対戦した。
ベスト8敗退に終わったパリオリンピック2024終了後に池田太元監督が退任したなでしこジャパンは、佐々木則夫氏の暫定体制を経て、昨年12月にニルス・ニールセン監督が就任。初の外国人指揮官を迎えた新体制で2025 SheBelieves Cupに参加しており、初陣となったオーストラリア女子代表戦に4−0で快勝すると、メンバーを入れ替えた第2節のコロンビア女子代表戦も4−1で勝利した。
新体制2連勝スタートを飾ったなでしこジャパンは、今大会の最終戦で同じく2連勝を収めているアメリカとの対戦を迎えた。なお、勝ち点では並んでいるものの、得失点差で上回っているなでしこジャパンは引き分け以上で優勝となる。
試合は2分、長谷川唯のスルーパスからゴール前に抜け出した籾木結花がボールをキープしながら、華麗に反転。飛び出してきたGKとDFを交わして左足で流し込んで、先制点を決めた。それでも、14分には最終ラインを突破され、アリー・セントナーに同点弾を許した。
後半に入り、50分にはペナルティエリア手前の良い位置でFKを獲得すると、キッカーを務めた長谷川の左隅を狙ったシュートはGKの好セーブによって防がれたが、このこぼれ球に詰めた後半開始から途中出場していた古賀塔子が押し込んで、なでしこジャパンが再び勝ち越しに成功した。
試合はこのまま2−1で終了。この結果、新体制3連勝スタートを飾ったなでしこジャパンは、2019年の大会初出場から通算5度目の参加となったSheBelieves Cupで初優勝を飾った。なお、FIFAランキングで1位に立つアメリカ(日本は7位)とはこれまでの通算成績で1勝8分31敗となっていたが、2012年3月以来これが2勝目となった。
【スコア】
なでしこジャパン 2−1 アメリカ女子代表
【得点者】
1−0 2分 籾木結花(なでしこジャパン)
1−1 14分 アリー・セントナー(アメリカ女子代表)
2−1 50分 古賀塔子(なでしこジャパン)
【動画】籾木結花が先制点をマーク!
[速報] なでしこ #籾木結花 先制点!
🏆2025 #SheBelievesCup
🆚アメリカ🇺🇸 vs 日本🇯🇵
/#長谷川唯 が右サイドからPAへスルーパス⚽️
籾木がターンで相手をかわし、左で流し込みゴール!
\#なでしこジャパン#SheBelievesCup#アベマでなでしこ@jfa_nadeshiko— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) February 27, 2025