ハミルトンが2025年型フェラーリの本格テストをスタート「実験とデータ収集の段階だが、良い感触を持っている」

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2025年02月27日 15:10  AUTOSPORT web

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2025年F1プレシーズンテスト ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
 バーレーンでのF1プレシーズンテストが2月26日にスタートし、ルイス・ハミルトンがフェラーリ加入後、初めて合同テストに参加し、2025年型マシン『SF-25』で走行した。ハミルトンは午前のセッションで10人中5番手だった。

 フェラーリはこの日、ニューマシンの初日で通常行う作業に集中。マシン全体の状態を理解するためのマッピングと、コース上とシミュレーターの結果の相関関係をチェックすることがこの日のメニューで、ハミルトンは最初、エアロレイクを装着してデータを収集、C2タイヤで走行した後、C3で自己ベストタイム1分31秒834を記録した。このタイムは20人全体のなかでは13番手に当たる。

「テストはいつもわくわくする。皆が開発してきたものを初めて見ることができ、自分のマシンやこれからの1年の感触をつかみ始める時だからね」とハミルトン。

「スクーデリア・フェラーリHPの一員として、『SF-25』に初めて(本格的に)乗るのは素晴らしい気分だった。今はさまざまなことを試し、できるだけ多くのデータを収集し、マシンに慣れることに集中している。すでに多くのことを学んでいるよ」

「パフォーマンスを本当に理解するにはまだ早いが、すべてに良い感触を持っていて、チームとして各走行を最適化する最善の方法に取り組んでいる。今後数日間でプログラムを完了するわけだが、マシンを最大限に理解するためにやるべきことがまだたくさんある。明日、またコースを走るのが楽しみだよ」

 午後の作業はシャルル・ルクレールが担当。ハミルトンとほぼ同じプログラムを実行し、C2タイヤで走行してから、C3に履き替えた。ルクレールは1分30秒878で、全体の4番手となった。

「また走ることができてうれしい。チーム全員がウィンターブレイクの間に『SF-25』プロジェクトに努力を注いできたから、ようやく作業に取り掛かることができて、興奮しているんだ」とルクレールは言う。

「走行プランにおいて予期せぬことが起こらず、スムーズなセッションを過ごせるのはいつだって良いことだ。もちろんパフォーマンスに関して結論を出すのはまだ早い。今日のデータを分析し、今夜学んだことを、明日の作業再開時に活用するつもりだ」

 チームは、テスト2日目27日も、午前にハミルトン、午後にルクレールが走行する予定であると明かしている。

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