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【動画】ティモシー・シャラメから日本のファンへメッセージも!
本作は、アカデミー賞ノミネート監督であり、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『フォードvsフェラーリ』の名匠ジェームズ・マンゴールドの最新作。ロック界の最重要アーティストであり、今なお現役ミュージシャンとして舞台に立ち続ける“生きる伝説”ボブ・ディランの青春時代を描く。ディラン本人も製作に協力し、シャラメがプロデューサーとしても参加する。2月14日の時点で、全世界での興行収入は1億ドルを突破。1月17日公開のイギリスでも3週連続No.1を記録している(Box Office mojo調べ)。
さらに本年度の賞レース戦線をにぎわし続けている本作は、先日の第97回アカデミー賞(R)ノミネート発表において、最高賞となる作品賞をはじめ、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚色賞、音響賞、衣裳デザイン賞の8部門にノミネートを果たした。
2月28日の日本公開を目前に控えて到着したのは、ボブ・ディランを演じるティモシー・シャラメ、ディランの恋人シルヴィ・ルッソ役のエル・ファニング、ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロの若手スター3名が勢揃いしたインタビュー映像。シャラメをセンターに並んで和気あいあいとした雰囲気の中、役作りや撮影秘話、作品への想いなどをたっぷりと明かしている。
ティモシーは、ディラン本人からSNSで「主演のティミー(ティモシー・シャラメ)は素晴らしい俳優だから、真実味のある私を演じてくれるだろう」と言及されたことについて触れ、「最高だったよ、僕はXが大好きなんだ。そのXに彼本人が投稿して…Xばかり見てる。つい見ちゃう」と笑顔。「彼の投稿を見てお墨付きを得たと感じたね。彼はヒーローであり伝説だから最高にうれしかった。憧れのヒーローが、“いいぞ その調子だ”と認めてくれた感覚さ」と素直に喜びを明かしている。
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一方エルは「シルヴィが単なる恋人にならないように私も最善の表現方法を模索した。彼女の複雑さや深みを表現し、地に足の着いた強い女性を演じた。本質を捉えて演技に反映したの。いつかボブが映画を観てくれた時に思い出が表現されていると感じてほしい」と、役柄に込めた想いを明かす。
そしてシャラメと同じく、劇中で見事な歌とギター演奏を披露したモニカは「音楽をものにするのには苦労したわ。全員が素晴らしいミュージシャンだからね。でもエルの言ったことが大きい。どのミュージシャンも尊敬すべき人で、敬意を持って演じたいという思いがある。でも彼らの人間らしさを伝えたいという想いもあって、欠点も自然な形で表現したいと思っていた。輝かしい部分と欠点のバランスが難しかったわ」と役作りを振り返っている。
映像の最後は、3人を代表してティモシーが「ファンの皆さん、応援をありがとう。ディランたちは歴史的存在で多くのファンがいるけど、日本にも大勢いるよね。ディランは日本でも何度も公演を成功させた。僕のお気に入りも武道館でのライブなんだ。1970年代の公演を収めたものだ。僕たちが本作に注ぎ込んだ情熱を感じ取ってほしい。ありがとう」と日本の観客へ向けてメッセージを贈り締めくくった。
映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は、2月28日より全国公開。
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