フジ・メディアHD、コンプライアンス確保にまつわる資料公開 社内周知・適正運用については検証続行

【モデルプレス＝2025/02/27】フジ・メディア・ホールディングスは2月27日、定例の取締役会を実施。終了後、同社の公式サイトが更新され、コンプライアンス確保のための制度に関する資料を公開した。

【写真】深夜2時半まで続いたフジ会見 怒号飛び交う

◆フジ、コンプライアンス確保にまつわる資料公開

同社は「コンプライアンス確保のための制度・体制について」と題した資料を公開。同社及び株式会社フジテレビジョンで、従来から運用されているコンプライアンス確保のための制度・体制の概要を提示するもので、「コンプライアンス確保」「人権尊重」「情報開示」の視点から、関連する社内規程や組織、取り組みなど継続的に運用されているものを説明している。

資料では、フジテレビ内でのコンプライアンス確保のための取り組み、リスクマネジメント活動や、フジテレビ及びフジ・メディア・ホールディングスにおける内部通報制度、人権デューディリジェンス（DD）の仕組みなどを解説。さらに、フジ・メディア・ホールディングスにおける情報開示の基本指針、開示実績なども記載されている。

最後には「フジ・メディア・ホールディングス及びフジテレビでは、事業活動におけるコンプライアンス確保や人権尊重のために、方針やガイドラインを制定するなど必要な制度や組織体制を構築し、適宜改定して参りました」と説明。「これらの制度が周知徹底されていたか、適正に運用されていたかなど、引き続き検証を続け実効性の向上に努めて参りたいと思います」と結んでいる。

なお、サイトでは株主優待制度の変更、経営諮問委員会の委員変更、フジテレビ「再生・改革プロジェクト」の進捗なども公開されている。（modelpress編集部）

【Not Sponsored 記事】