今回は、上位に選ばれた配色を使ったおすすめのコーディネート例をご紹介！ ぜひ春夏の装いの参考にしてみてくださいね。
パステルカラーを取り入れた配色が人気！
アンケート回答から得られた人気の配色は次のとおりです。今回は、TOP5の配色を取り入れたコーディネートを見ていきましょう。
1位：「リンペットシェル＆ブルーグラニテ＆エクリプス」（22.1％）
2位：「クロッカス＆アンティークホワイト＆カシミア」（17.3％）
3位：「カードとホエイ＆ペアソルベ＆ハイビスカス」（14.4％）
4位：「イエロージャスパー＆ビリジアングリーン＆サンダーストーム」（10.6％）
5位：「エアリーブルー＆シークレットスペース＆ホワイトグレープ」（9.6％）
明るいデニムブルーとグレー系のコーディネート
ブルー系とグレー系を組み合わせたクールな配色が1位と5位にランクイン。ブルー系は2024秋冬シーズンにも人気を集めていましたが、2025春夏シーズンもその人気は継続しているようです。1位の「リンペットシェル＆ブルーグラニテ＆エクリプス」はメリハリの効いた配色。この配色を選んだ人は「メリハリがつけやすい」と述べています。5位の「エアリーブルー＆シークレットスペース＆ホワイトグレープ」はややくすみのあるパステル調の組み合わせ。この配色を選んだ人は「爽やかで春夏っぽい」と述べています。
ブルー系やグレー系は使い慣れた色だからこそ、コーディネートしやすい組み合わせとして支持されるのかもしれません。
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この写真は明るいデニムブルーのスカートに、白・黒・グレーのモノトーンカラーを組み合わせたコーディネート。グリーン系のバッグが着こなしのアクセントになっています。
クリーンでクールなパステルピンクも人気！
2位にランクインした「クロッカス＆アンティークホワイト＆カシミア」は、ピンクと白とグリーンの組み合わせ。この配色を選んだ人は「華やかさと落ち着きがある」と述べています。くすみピンクは根強い人気がありますが、2025春夏シーズンのピンクはくすみ感は控えめ。クリーンでクールな表情が特徴です。
この写真は、ピンクのパンツと白いフリンジニットのキャミソールを合わせたコーディネート。シルバーのバッグとパンプスをグリーン系に置き換えてもすてきですね。
ベージュや白と合わせる赤
3位にランクインした「カードとホエイ＆ペアソルベ＆ハイビスカス」は、ベージュと白と赤の組み合わせ。この配色を選んだ人は「明るいが落ち着く配色だから」と述べています。|
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この写真は、カラフルなミックス糸を使用したニュアンス感のある赤のニットとベージュ系のパンツを合わせたコーディネート。赤のインパクトを抑えたいとき、ミックスニットは重宝しそうです。
イエロー系やグリーン系も人気！
4位にランクインした「イエロージャスパー＆ビリジアングリーン＆サンダーストーム」は、イエローとグリーンとグレーの組み合わせ。この配色を選んだ人は「可愛いいけれど大人っぽく、カッコいいけれど親しみを感じさせる印象があるため」と述べています。2024年ごろからトレンドカラーとして注目されている、まろやかなニュアンスのあるイエロー。イエロー系は、補色のブルー系と組み合わせるとコントラストが強くなりすぎることがありますが、グリーン系と組み合わせると穏やかに調和します。
この写真は、トレンドのフォトTシャツでイエローとグリーンを取り入れ、黒いパンツを合わせたコーディネート。子どもっぽくなりがちなイエローを格好良く着こなしたいときは、Tシャツのプリント柄を活用すると色づかいの幅が広がりますよ。
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※回答者コメントは原文ママ
参照：
NEW YORK FASHION WEEK SPRING / SUMMER 2025 TOP COLORS
LONDON FASHION WEEK SPRING / SUMMER 2025 TOP COLOURS
松本 英恵プロフィール
カラーコンサルタント歴20年。パーソナルカラー、カラーマーケティング、色彩心理、カラーセラピー、ラッキーカラー（色占い）などの知見を活用し、カラー監修を行う。執筆、メディア出演、講演、企業研修の講師など幅広く活動。近著に『人を動かす「色」の科学』。(文:松本 英恵（カラーコーディネートガイド）)
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