湘南、FWルキアンに1試合の出場自粛と制裁金処分…第3節浦和戦で侮辱的行為が確認

　湘南ベルマーレは27日、同クラブに所属するFWルキアンの処分内容を報告した。

　ルキアンに関しては、26日に行われた2025明治安田J1リーグ第3節の浦和レッズ戦にて、ハーフタイム明けからピッチに立っていた。湘南によると、同試合の84分、ルキアンが浦和の選手に対して侮辱的行為、具体的には中指を立てる行為が確認されたという。クラブは本人への聞き取りを実施し、当該の事象をルキアン自身が認めたため、Jリーグに報告の上、クラブとして「1試合の出場自粛及び制裁金」という処分を科したことを明らかにした。

　湘南の坂本紘司代表取締役社長は「全選手・スタッフにおいても再度リスペクト精神を徹底して参ります。改めまして、浦和レッズの皆様、そして、Jリーグに関わる全ての皆様にご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」とメッセージを発した。

　なお、同試合は福田翔生と鈴木章斗のゴールにより、湘南が浦和に2−1で勝利。2025明治安田J1リーグでは唯一となる開幕3連勝を飾り、第3節終了時点で単独首位に浮上している。次節は3月1日に予定されており、敵地で横浜F・マリノスと対戦するが、同試合にルキアンが出場することはなさそうだ。


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