おととい、岩手県大船渡市で発生した山林火災はさらなる延焼が続き、およそ3000人に避難指示が拡大しています。
おととい午後、大船渡市赤崎町で発生した山林火災はきのう、男性1人の遺体が見つかり、警察が身元の特定を急いでいます。延焼は続いていて、873世帯2114人に出されていた避難指示は、きのう午後5時前に1340世帯3306人に拡大されました。
避難所を移ってきた人
「我が家の近くも周りも燃えて立ち入り禁止になったので今の避難所にいて、そしたら（避難指示が拡大したので）移動しろって…。それで来ました」
岩手県は大船渡市などの災害公営住宅を含む県営住宅16戸を確保し、避難者を受け入れる準備を始めています。今後は近隣市町村を中心として、100戸を目標に住宅の確保を進めるほか、応急仮設住宅の建設も調整しています。
きょうは自衛隊の大型ヘリを追加して消火活動を行う予定です。
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