バイエルンで前田大然が話題に? セルティックDFが明かす「どれだけ走るのかと…」

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2025年02月28日 11:13  サッカーキング

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バイエルン戦で活躍を見せていた前田大然 [写真]=Getty Images
 セルティックに所属するアメリカ代表DFキャメロン・カーター・ヴィッカースが、同僚の日本代表FW前田大然がバイエルンで話題になっていたことを明かした。27日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 現在27歳の前田は、今季ここまでスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)で25試合出場11ゴール7アシストをマークしているほか、チャンピオンズリーグ(CL)でも9試合出場で4ゴール1アシストを記録するなど、好パフォーマンスを披露していることから、今夏の移籍市場ではビッグクラブに移籍する可能性も噂されている。

 25日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第28節のアバディーン戦でも2ゴールを挙げ、今季公式戦25ゴール目を記録した前田の残留を切に願っているカーター・ヴィッカースだが、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントプレーオフでのバイエルンとの2試合で1ゴール1アシストを記録する活躍を見せていた前田が、バイエルンでとても警戒されていたことを知ったという。

 18日に行われたセカンドレグ後にトッテナム在籍時にチームメイトだったバイエルンのイングランド代表DFエリック・ダイアーと会話をしたカーター・ヴィッカースは、「信じられない。バイエルン戦後にエリック・ダイアーと話をしたが、ファーストレグが終わった後にバイエルンの選手全員が、彼(前田)はどれだけ走るのか、どれだけエネルギーを捧げているのかなどについて話したと言っていた。信じられないことだ」と語りながら、次のように続けた。

「2試合についてただ雑談をしていただけだったが、彼(ダイアー)はファーストレグの後にドレッシングルームにランニングの統計データが貼られていたと言っていた。誰もが彼(前田)がどれだけ高速で走っていたかについて話していたようだ」

「彼の仕事量は信じられない。彼はディフェンダーよりも働き者で、常に動き回っていて、捕まえるのが難しく、脅威だ。彼の頭の中がどうなっているかはわからないけど、今はサッカーを楽しんでいるようだし、トレーニング場にいてくれるのは素晴らしいことだ。彼は間違いなく幸せそうに見えるけど、僕は彼ではない」

 なお、今冬に日本代表FW古橋亨梧がレンヌに移籍した影響で前田は中央の位置でも起用されるようになり、古橋が移籍してから前田はすでに10ゴールも記録しているようだが、カーター・ヴィッカースはこの活躍に驚いてはいないことも明かした。

「彼は賢いサッカー選手だ。ウィングでも中央でもプレーできることはわかっている。日本では中央でプレーしているから、間違いなくそのノウハウは持っている。僕はそれほど驚いてはいないよ」

 また、技術的に向上したことが今季の活躍につながっているのかと聞かれたカーター・ヴィッカースは「向上したとは言わない。彼は間違いなく今がピークだ。それがフィットネスの面からかはわからない」としつつ、前田の優れている点についても言及した。

「彼は常に動き回っていて、常に走っている。僕たちはその資質を持っていることを常に知っていたし、彼は今それを示している。高速走行とスプリント距離に関するすべての統計を取得しているが、彼は常にチャートのトップにいる」

「正直言って、身体的に、彼の走る力と能力に関して、チームの誰かが、そのレベルに到達できるかはわからない。それは彼が自然に持っているユニークなものだ。彼がそれほど懸命に働いているのを見ると、自分も努力したくなるのは間違いない」

「それに彼はここに来てから、英語が上達した。実際、彼は静かだけど、面白い人だ。少しイタズラ好きなところもある。ちょっとしたことだけどね。彼は必ずしもあまり話さないけど、それは彼の性格のようなもので、間違いなく少し笑うのは好きだよ」

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