勤務する小学校の女子児童に「大好きだよ」などと書いた手紙を渡したとして、神戸市教育委員会は28日、市立小の50代男性教諭を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。「自分に好意を寄せていると思った。サポートしたかった」と話しているという。
市教委によると、教諭は2024年10月の修学旅行で6年生の女児と一緒に行動。女児から「(修学旅行の)思い出になる品を買おう」と言われ、好意を抱いたという。
教諭は同12月に女児が落ち込んでいるのを見かけ、元気付けようとメッセージカードを渡した。25年1月9日にも「大好きだよ。感性豊かでかわいくて素敵(すてき)だよ」などのメッセージを書いた手紙を渡した。
不快に思った女児が養護教諭に相談したことで発覚した。女児が同月14日に学校を休み、教諭はその日に校長から指導を受け、その後出勤していない。
市教委は「児童や生徒、保護者などの信頼を裏切り、深くおわびする。職務規律の徹底を図る」とコメントした。【大野航太郎】
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